貿易英語の基礎知識|貿易で使う英文メールから英語での貿易用語まで

2015年4月7日更新

海外企業との取引において貿易は避けて通れない業務となりますが、通常の英文ビジネスメールで問題なくやり取りができても、貿易英語独特の表現や、貿易の基礎知識を前提としたやり取りなどで思わぬ苦戦を強いられることがあります。

表現自体が難しいというより、貿易の知識がないとよくわからない、つまり知っているかどうかで対応可否が変わってくるようなケースが割りと多いと感じます。

生産拠点、製造拠点が日本以外にも広がりつつある中で、貿易もまた日本から海外、海外から日本の二方向だけでなく、海外間の生産工場同士の貿易や、海外の生産工場からダイレクトへ顧客の下へ輸出を行うアウト−アウトと呼ばれるような貿易も珍しくなくなってきました。はたまた、海外の生産工場からの発注でも、日本で製造したものをまた地球の裏側へ三国間貿易の形で送るということもあります。まさに貿易の多極化の時代です。

ここでの貿易とは一般的な製造メーカーの立場での貿易業務全般のことで、顧客のPO(発注書)に基づいて手配し、製品が上がってきたら輸出するためのインボイスやパッキングリストといった貿易書類を作成し、フォワーダーに依頼して輸出通関し輸送を行う、現地の港や空港にて荷卸し、輸入通関して、相手先の会社、工場まで届ける、請求を行い費用を回収するまでの一連のプロセスすべての業務です。製造業のためのビジネス英文メール例文とサンプルでも、だいぶ貿易や請求にまつわるメールの事例やテンプレートなどを紹介してきましたが、こちらでは貿易の基礎知識も交えて、より直接的に貿易に関するやり取りに役立ちそうな内容をまとめていきます。

貿易は物品を指定のとおりの時間と場所へ届ける、という部分が非常に重要ですが、昨今はこれだけでなく、関税の減免手続きであったり、輸入コストの低減であったりといった付加価値の部分も重要となりつつあります。貿易にかかわる皆様にとっては、国によっては物品のライセンスを取得して無事に届けることがいかに難しいことなのかお分かりかと思いますが、貿易にあまり馴染みのない職種から見ると、「届いてあたりまえ」という風潮さえあります。たしかに、一昔前に比べれば各国への貿易にまつわる情報は集めやすくなり、日本企業の海外進出に伴い、ノウハウを蓄積してきた頼りがいのある日系フォワーダーの数も増えてきているとは言えます。

海外へ主力の量産工場が移転しつつある業種では、日本から輸出品や、日本への輸入が減少しているというのも共通しているかもしれませんが、そうした中、貿易に求められるものも、変わりつつあるように感じます。通関や請求といった部分のほか、こうした関税や貿易のルールについても触れていければと思います。

海外企業や海外の生産拠点等との貿易で何か参考になることがあれば幸いです。

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