S20C(機械構造用炭素鋼)の機械的性質や成分の一覧
機械構造用炭素鋼のうち、半軟鋼に相当する鋼材です。SS材と同じく、一般構造部材や汎用フレーム、軸の材料として使われます。用途によってはSS材が選ばれることもあります。炭素の含有幅は0.18〜0.23となっています。炭素鋼のもつ強さはあまり目立たないタイプの鋼材です。
材料記号 | C | Si | Mn | P | S |
---|---|---|---|---|---|
S20C | 0.18〜0.23 | 0.15〜0.35 | 0.30〜0.60 | 0.030以下 | 0.035以下 |
種類 | 変態温度 (℃) |
熱処理温度 (℃) |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
Ac | Ar | 焼ならし | 焼なまし | 焼入れ | 焼戻し | |
S20C | 720〜845 | 815〜730 | 870〜920空冷 | 約860炉冷 | - | - |
種類 | 機械的性質 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
熱処理 | 降伏点 N/mm2 |
引張強さ N/mm2 |
伸び % |
絞り % |
衝撃値 (シャルピー) J/cm2 |
硬度 HBW |
|
S20C | 焼きならし | 245以上 | 400以上 | 28以上 | - | - | 116〜174 |
焼きなまし | - | - | - | - | - | 114〜153 |
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