プラスチックの人体への影響|プラスチックは安全なのか

2022年5月30日更新

プラスチックの人体への影響については、従来より比較的安全な素材として様々な用途で使用されていますが、近年、BPA(ビスフェノールA)とその代替物(BPS、BPFなど)やフタル酸エステルといったプラスチックの原料として使用される添加剤の有害性や毒性に関する研究や議論が活発化しており、未だ結論が見えていません。形のある製品だけでなく接着剤や微細な繊維としても使われる等、その広範な用途から脱プラスチックの動きもありますが、利害関係者の間では意見の一致を見ません。

プラスチックの毒性や有害性については意見が一致しない

人体や環境への悪影響を懸念する研究者や環境団体と、問題はないとする製造メーカー側や業界団体との間でそれぞれの側から出された論文や科学的エビデンスをめぐって真っ向から主張が食い違い、激しい応酬が続いています。その間に入っているのが各国で規制を行う官公庁(当局)となりますが、その舵取りと判断は難しい立ち位置にあります。

国民の健康を守るための法規制ですが、危険だと言い切れない状況で過剰に規制をかけると産業界にダメージが発生し、規制の掛け方によっては経済に悪影響が起きます(代替材の使用で大幅なコスト増、物価高、あるいは特定の製品が作れなくなる)。一方で、ほぼ影響があるとわかっているものだけでなく、疑わしいものを完全なエビデンスが出るまで放置しておくと国民の健康・安全を脅かすことになり、こちらも被害甚大です。

すぐにでも世界各国の科学技術を結集して白黒つけるべきではないかというのが正論なのでしょうが、各国の政治的背景のほか(業界団体の及ぼす影響力の違い)、現在の科学力では未解明な部分もあり(未解明なものを市場に投入するのかという問題もありますが・・・)、人への影響が長期にわたることや人の健康に対しては様々な環境因子もあることから、ある特定の物質がどこまで疾病との因果関係があるか(再現性)を特定するのが困難となっています。

影響が大きいのは赤ちゃん(乳児、幼児)や妊婦

そうした中、赤ちゃん(乳児、幼児含む)や妊婦などこうした物質の影響を受けやすいとされる層に向けた製品、あるいは食品用途としての場合に使用規制を設ける国が増えており、プラスチックに指定の物質を使うことができない製品も出てきています。これらについては、どのような経緯であれ、規制を行った当局が危険である、悪影響を与える可能性があると判断したということは言えると思います。

また食器についても使用してよい添加剤には規制があります。例えば抗菌剤についてはプラスチックの食器や子供のおもちゃに使ってはいけないことになっています。

EU圏のRoHS指令についても、2013年からの改正RoHS指令により、従来の6物質(鉛、水銀、六価クロム、カドミウム、ポリ臭化ビフェニル(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE))に加えて、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)、フタル酸ジ-n-ブチル(DBP)、フタル酸ジイソブチル(DIBP) の4物質が規制物質に追加となりました。これらはいずれもプラスチック・樹脂に使われる可塑剤です。

国・地域や分野が限定されていますが、さまざまな研究データから世界各国で規制が必要との認識が拡がってきているのは事実です。

有害か無害かの争点となっているプラスチックの添加剤

プラスチックが人体や環境に影響を及ぼすのは、次の理由からです。

  • プラスチックが廃棄過程で崩れたり、繊維として加工されたものは目に見えないほど細かいマイクロプラスチックとなり、自然環境にばらまかれ、様々な動物の体内に蓄積される。人の体内にも蓄積される。
  • プラスチックには製造過程で様々な添加剤を使用するが、それらがプラスチックから溶け出して人体に入ってしまう。

いずれも体内に入ったあとに悪影響を及ぼす懸念物質がプラスチックに使われる添加剤ということになります。

こうした添加剤は、1000近くあるとされる内分泌攪乱物質(ないぶんぴかくらんぶっしつ)のひとつとして作用するものや、生殖発生毒性、皮膚炎、発がん性、細胞毒性、肝臓や腎臓など特定の臓器を損傷するもの、不妊、新生児や児童の神経発達異常に影響するのではないかとの研究が出されています。

プラスチックは石油から作られており、リサイクルが推進されている、燃やすとダイオキシン等を発生させて環境への悪影響があるといった情報は広く知られていますが、これら素材に何が使われているかについてはあまりオープンになっていません。

プラスチックは様々な添加剤を加えることで、それぞれの用途にたえうる性能(強度、硬さ、耐候性、耐薬品性、難燃性、色など)を与えることができるため、多くの薬剤やフィラーが製造時に添加されています。例えば、着色剤、芳香剤、可塑剤、充填剤、硬化剤、安定剤、滑剤、難燃剤、発泡剤、帯電防止剤、防カビ剤、抗菌剤といったものです。

言い換えると、添加剤やフィラーなくしてプラスチックを材料として使うことはできない、ということでもあります。適切な添加剤を加えないと、強度や硬さが出ずに製品や部品等にすることができません。

添加剤は溶け出してくるものがある

この中の添加剤にはプラスチック本体に化学結合していないため、ある条件下では容易に漏れ出てしまうものがあることは以前から指摘されています。このことについては、製造メーカー側と、悪影響を懸念する側とでは意見の相違はありません。例えば、BPA(ビスフェノールA)の場合であれば、熱湯や加熱した条件、酸や油と接することで一定量溶け出してくることはデータから証明されています。

こうしたものについては、体内に取り込まれたあと、どのくらいの量になると人体に悪影響や害を及ぼすのか、また体内に入ったこれら物質は排出されるのか、あるいはされずに蓄積されるのかという点が争点になっています。

BPA(ビスフェノールA)に限って言えば、この物質を入れているプラスチックに熱いお湯を注げば、必ず溶出しますが、問題となっているのはその量と、人体への影響です。製造メーカー側としては、溶け出す量は国が提示している基準値を下回る微量であり、体内からも排出されるので、人体に悪影響を及ぼすほどではないということになります。

昨今の研究で浮上しているのは、低用量問題といわれるもので国が法規制等で危険であると指定している基準を下回る量が体内に入っただけでも悪影響が出ているという研究結果が各国の研究者の論文で出されている点です。この点について製造メーカー側は大いに反発しており、再現性が取れないという主張がなされています。

人体への安全性の観点からみたプラスチックに含まれる有害物質一覧

プラスチックには様々な種類のものがあり、それぞれ使われている添加剤にもバリエーションがあり、さらにいえば同じ材質のプラスチックでも用途やメーカーによって添加するものは異なります。

ここでは一般的な用途での各プラスチックにおける人への影響、主として使われている添加剤の影響についてまとめていきます。市場に出ているものは法令を破っていない限り、現行のルールの中で添加量や規制物質の制限を行うため、悪影響を懸念する側の目線から見たもの、となります。

製造メーカー側からは安全との主張がなされ、悪影響があるとする研究結果が出ている論文や環境団体等からは危険であるという主張がなされ、その結論が出ていない分野となりますので、用途によって使う側が判断せざるを得ないという状況です。

双方の立場が納得するほどの決定的な研究論文が出てくれば、大きな進展があるかもしれませんが、潮流としては懸念のある物質は規制される方向にあるということです。日本は諸外国に比べて一足遅れて規制が入る傾向がありますが、情報が規制されているわけではないので、アンテナを張っておきたいところです。

プラスチックに含まれる有害物質一覧
プラスチックの種類 略記号 漏れる可能性のある有害物質の例 主な用途 安全性
ポリエチレン PE ノニルフェノール(内分泌攪乱作用)、オクチルフェノール(内分泌攪乱作用)、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(内分泌攪乱作用) 低密度ポリエチレン(LDPE)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE):袋やラップなどの包装材、食品チューブ、農業用フィルム、電線の被覆用途、フィルム、酢ビとの共重合材料、塗料 
高密度ポリエチレンHDPE:食品容器や各種フィルム、袋、シャンプー容器、バケツ、ガソリンタンク、灯油缶、コンテナ、パイプ、射出成形材料全般、雑貨全般、工業部品、発泡材、パイプ、ブロー成型品、ラミネート包装の内面
比較的安全とされるが、日光(紫外線)を受けると内分泌攪乱物質が放出されるという報告もある。有害物質を吸着する作用があるので海洋を漂う過程で有害化することも。有害物質の例は、いずれも安定剤・可塑剤として添加される。
ポリプロピレン PP オレアミド(合成潤滑剤)、抗菌剤等 自動車部品、家電部品、包装フィルム、食品容器、キャップ、トレイ、コンテナ、パレット、衣装函、繊維、医療器具、日用品、ごみ容器、射出成型品全般 比較的安全とされるが、酸化防止剤としてBPAやノニルフェノールが添加されることもある。食品のタッパーにはPPの使用が多い。耐熱性に優れ、強度も優れるため。瓶の容器のフタとしてもよく使われる。
ポリスチレン PS スチレン(発がん性)、多環芳香族炭化水素(発がん性) 射出成形品、雑貨、弱電機器、共重合用、シート、日用品全般、トレー、家電製品・電気機器の外装全般(テレビの箱、エアコンの外装部分、CDケースなど) 発泡スチロールとして食品にもよく使用される。PSは安定したプラスチックではあるが、スチレン自体が熱によって溶出する研究報告がある(微量)。これが気になるのであれば避けたほうがよいが、比較的安全と言われるプラスチック。スチレンそのものは発がん性物質として知られる。ノニルフェノールが検出されることもある。
AS樹脂(アクリロニトリルスチレン) SAN、AS 難燃剤、ホルムアルデヒド(細胞毒性)、メタクリル酸メチル(細胞毒性) 食卓で用いられる製品全般、ライター、電気製品(扇風機のはね等)、食品保存容器、玩具全般、化粧品容器全般 ポリスチレンと同類のスチレン系樹脂で溶出はするものの、PSと同様に微量と報告されている。
ABS樹脂 ABS 難燃剤、ホルムアルデヒド(細胞毒性)、メタクリル酸メチル(細胞毒性) OA機器、自動車部品(内外装品)、ゲーム機、建築部材(室内用)、電気製品(エアコン、冷蔵庫の外側。いわゆる電子・電気機器全般のハウジング用途)、雑貨、文具、家具、楽器(リコーダー)、機械部品等 直射日光にはあまり耐性がなく、長時間あてると劣化。
アクリル樹脂、メタクリル樹脂 PMMA 難燃剤、ホルムアルデヒド(細胞毒性)、メタクリル酸メチル(細胞毒性) 携帯電話の表示窓、液晶ディスプレイのバックライト用導電板などにも使われ、他に自動車ランプのレンズ、食卓容器や照明板、水槽、各種レンズ、コンタクトレンズ等、シート、看板用、照明カバー、建材、水槽、共重合用機械部品、雑貨、日用品全般、コーティング、ラミネート、アクリル樹脂塗料の原料 義歯に使われるアクリルで、ホルムアルデヒドやメタクリル酸メチルの溶出が懸念される。粘膜炎症等の細胞毒性を示す研究もある。
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル樹脂 PVC フタル酸エステル(生殖発生毒性)、BPA(内分泌攪乱作用)、重金属(鉛、カドミウム、水銀等)、ダイオキシン(発がん性) 上・下水道管、継手、雨樋、波板、サッシ、床材、テレビのキャビネット、壁紙、ビニルレザー、ホース、農業用フィルム、ラップフィルム、電線被覆、パイプ、波板、レガー、フィルム、重合材料など一般消費財から、生産資材まで幅広く使われる。 製造過程における可塑剤の添加量を調整することで軟質〜硬質と求める特性にあわせて物性値をコントロールできる特徴を持つプラスチック。このため、可塑剤ありきともいえるプラで、製品によっては半分以上が可塑剤となるフタル酸エステルで構成されていることもある。昨今はもっとも避けたほうが良いプラスチックの代表格ともいえる。燃やすとダイオキシンが発生。
PET樹脂、ポリエチレンテレフタレート PET 三酸化アンチモン(発がん性)、フタル酸エステル(生殖発生毒性) ペットボトル。食品のパッケージに多数使用。絶縁材料、光学用機能性フィルム、磁気テープ、写真フィルム、包装フィルム等。シートとしては、惣菜・佃煮・フルーツ・サラダ・ケーキの容器、飲料カップ、クリアホルダー、各種透明包装(APET)、合成繊維、容器全般。ポリエステルとしては多数の衣類、布地、カーペット等。 温度が上がると有害物質が溶出するとされる。三酸化アンチモンは触媒や難燃剤として添加。
ナイロン66(ポリアミド) PA66 グレードによる 繊維の他、自動車や電気・電子部品の材料としても使用される。 比較的安全なプラとして知られる。
ポリカーボネート PC BPA(内分泌攪乱作用) 光学用途、光ファイバー、バックライト拡散板、DVD・CDディスク、電子部品ハウジング(携帯電話他)、自動車ヘッドランプレンズ、カメラレンズ・ハウジング、透明屋根材など BPAの消費量のうち半分はポリカーボネート用とも言われる。強度に優れた安価なプラであるため、多くの用途に使用。食品の容器としては蓋の部分によく使われる。BPAフリーのPCであっても、BPA代替物のほうが危険というケースもあり、食品用途や乳幼児製品には避けられている。
ポリテトラフルオロエチレン、フッ素樹脂 PTFE フッ素化合物(発がん性) フライパン内面コーティング、電気・電子部品、絶縁材料、軸受、ガスケット、各種パッキン、フィルター、半導体工業分野、電線被覆 製造過程で出るPFOA(発がん性、残留性汚染物質)は除去が困難で深刻な健康被害を引き起こして訴訟問題にもなっている。260℃以上で用いると劣化していき、約350℃以上で分解すると言われている。PTFEのコーティングがなされたフライパン等は限度を超えた温度で加熱すると有害な煙を出す。この煙は鳥等が中毒死することで知られる。
メラミン樹脂 MF メラミン(腎臓の損傷) 食卓用品、化粧板、合板接着剤、塗料、建築物、船舶、自動車等の塗装、電気部品(配線、プラグ、コンセント類)、コネクター、スイッチ、食器洗いのスポンジ(研磨材抜きで汚れ落としに使う)等 酸や熱に反応してメラミンが溶出することがある。また食器洗い用のメラミンスポンジは使用すると微細なカスが出てくることでこれらが体内に入ることの危惧も指摘されている。
ポリウレタン PU イソシアネート(ぜんそく、皮膚炎)、難燃剤、ジフェニルメタンジイソシアネート(ぜんそく) 発泡体の場合であればクッション、自動車シート、断熱材、スポンジ全般、シーリング材、充填材として使われます。非発泡体であれば、工業用ロール・パッキン・ベルト、塗料、防水材、スパンデックス繊維等。 PUは燃えやすいので有毒な難燃剤が添加されることがある。またイソシアネートから作られる樹脂だが、これは職業性ぜんそくの主要因ともされる。
シリコン樹脂、シリコーン SI シロキサン(発がん性、内分泌攪乱作用)、BPA(内分泌攪乱作用)、ノニルフェノール(内分泌攪乱作用) 塗料、電気・エレクトロニクス部品、コーティング剤、オイル、化粧品、グリース、シリコンオイル、ゴムコンパウンド、ワックス、医薬品等 強力な耐熱性を持つことから容器やキッチンまわりの製品・器具にも使用される。比較的安全と考えられている。赤ちゃんのおしゃぶりや哺乳瓶にも使用されている。シロキサンについては製造過程での問題は以前から指摘されているが、シリコンとなったあとに溶出する条件が明確になっていない為、厳密には人体に対する影響は不明ということになっている。ただしスペックの関係からシリコーンにも様々な添加剤を入れることがあり、この種類によっては害を及ぼす可能性がある。シリコーン製の乳児の歯がためからBPA、ノニルフェノールが検出された事例もある。200℃を超える耐熱温度を持ち、条件によってはこれが400℃になるともいわれるが、調理用途では高温の油や酸に触れるのは避けたいところである。
エポキシ樹脂 EP BPA(内分泌攪乱作用)、エピクロロヒドリン(発がん性、血液・呼吸器系・肝臓の損傷) IC封止材、塗料、電気・電子分野、接着剤、プリント配線基板、各種積層板等。塗料としては、自動車用電着塗料、船舶・橋梁用重防食塗料、飲料用缶の内面塗装用塗料に使われ、電子・電気部の分野では積層板、半導体封止材、絶縁粉体塗料、コイル含浸用等として、家電製品(テレビ、冷蔵庫等)から、パソコン、ゲーム機、携帯電話等の通信機器、自動車・航空機の制御系など多岐にわたる領域で使われている。 PCとならび、BPAを使用していることで知られるが、他にエピクロロヒドリンを含む。缶詰の内側のコーティングにこの素材が使われていることがある。

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