難加工技術展
日刊工業新聞社主催による展示会で、毎年名古屋で行われています。開催地の名古屋(愛知)は自動車メーカーの部品加工や部材加工が盛んな土地柄で高い技術をもった数多くの企業がひしめく地域でもあります。この展示会では最終用途は自動車に限らず、航空・宇宙をはじめ広範な業界で使われる部品・材料の「加工」に焦点を絞ったユニークな展示会です。
元来、加工の技術は新素材の開発と表裏一体で、加工不可能な素材では産業用途への利用が見込めません。様々な多機能・高機能な素材が開発される中、それを加工する技術も同じく開発されていることを実感させられる展示会とも言えます。当サイトでは砥石の情報を中心に扱っていますが、こうした砥石の開発も新素材や困難を伴う新しい加工法の開発とともに発展してきた分野と言えます。
来場規模は直近のもので、会期中11000人ほどです。
出展社の顔触れは、「技術・材料(新素材やそれを活用する技術を展示する企業、新しい加工法の提案等)」「機械・機器・工具(難削材用の切断工具、ドリル、面取り、研削・研磨・切削用工具やそれらを使う機械、測定器など」「試作受託加工」等に分類できます。
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