SWRH62Aの材質、成分などの特徴|硬鋼線材の材質、成分、比重、降伏点などの規格

2014年1月6日更新

SWRH62Aは硬鋼線の材料として、60カーボンとも呼ばれる線材の一つで、硬鋼線としてはSW-Bによく使われるグレードです。60カーボンで括られる材料の中では、炭素含有量が最も多い系統となります。

SWRH62Aの成分、材質

SWRH62Aの成分、材質
硬鋼線の種類 C(炭素) Si(シリコン) Mn(マンガン) P(リン) S(硫黄)
SWRH62A 0.59から0.66 0.15から0.35 0.30から0.60 0.030以下 0.030以下

SWRH62Aの機械的性質

引張強さや伸びなどの強度のパラメータは、材料そのものとなるSWRHには規定されておらず、これらが加工されたあとの鋼線ごとに規定があります。

「JIS G 3521 硬鋼線」に規定のある材料記号

「JIS G 3506 硬鋼線材(2004年改訂)」に規定のある材料記号

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