鉄鋼、鉄、炭素鋼、ステンレス、ハイスの比熱
炭素鋼やステンレスなどの鉄鋼材料の比熱は、温度によって変化しますが、炭素量から凡その値を以下の計算式から割り出すこともできます。但し、金属組織の変態点では独特の挙動を見せます。
- 比熱=0.1134+0.00455×炭素(%)
| 鉄鋼材料の種類 | 比熱(cal/g・℃) |
|---|---|
| 純鉄 | 0.112 |
| 炭素鋼(Cが0.1%:S10C相当) | 0.115 |
| 炭素鋼(Cが0.2%:S20C相当) | 0.116 |
| 炭素鋼(Cが0.4%:S40C相当) | 0.116 |
| 工具鋼(Cが0.8%:SK材に相当) | 0.117 |
| 合金工具鋼(Cが1.2%) | 0.116 |
| ニッケル合金鋼(Niが3%、ニッケルクロム鋼、SNC815など) | 0.115 |
| SCr4(クロム鋼) | 0.114 |
| マンガン鋼(Mnが13%) | 0.124 |
| ステンレス(13クロムステンレス、Crが13%) | 0.113 |
| ステンレス(18-8ステンレス、オーステナイト系、Crが18%、Niが8%) | 0.122 |
| SKH2(高速度鋼、ハイス鋼) | 0.098 |
| FC、鋳鉄 | 0.131 |
スポンサーリンク
>このページ「鉄鋼、鉄、炭素鋼、ステンレス、ハイスの比熱」の先頭へ