FCD400-15の特性、機械的性質、引張強さ、耐力、硬度など|球状黒鉛鋳鉄品(FCD材)の特徴

2013年7月23日更新

FCD400-15は球状黒鉛鋳鉄の一つで、400は最小の引張強さを示し、続く15は最小の伸びをパーセンテージで示しています。球状黒鉛鋳鉄は降伏点と引張強さの差の大きい、いわゆる低降伏比型の材料となっています。組織はフェライトとなります。

FCD400-15の機械的性質

FCD400-15の引張強さ、0.2%耐力、伸び、シャルピー吸収エネルギー、硬度
鋳鉄の種類 引張強さ
N/mm2
0.2%耐力
N/mm2
伸び
シャルピー吸収エネルギー
シャルピー衝撃値
硬さ
硬度
HB
試験温度
3個の平均
J
個々の値
J
FCD400-15 400以上 250以上 15以上 130から180

「JIS G 5502: 2001 球状黒鉛鋳鉄品」に規定のある材料記号

別鋳込み供試材による場合:鋳鉄品とは別に、砂型を用いて1バッチごとに鋳造したものをサンプルとする方法

本体付き供試材による場合:鋳鉄品の本体の一部に鋳型をつけてサンプルとする方法

スポンサーリンク

>このページ「FCD400-15の特性、機械的性質、引張強さ、耐力、硬度など|球状黒鉛鋳鉄品(FCD材)の特徴」の先頭へ

加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
球状黒鉛鋳鉄の一覧

FCD400-15の特性、機械的性質、引張強さ、耐力、硬度などの関連記事とリンク

鋼、鉄、鋳鉄はそれぞれ何が違うか
鉄鋼、鉄、炭素鋼、ステンレス、鋳鉄、超硬の熱膨張係数
金属の熱伝導率の一覧表
鉄鋼材料、鉄、炭素鋼、工具鋼の比重
鉄鋼、炭素鋼、鋳鉄、純鉄、ステンレスの熱伝導率
鉄鋼、鉄、炭素鋼、ステンレス、ハイスの比熱
鉄鋼、鉄、炭素鋼、ステンレスの電気抵抗
金属単体の比重、密度の一覧表
金属の融点、沸点の一覧表
金属の熱伝導率の一覧表
金属材料の硬度の一覧と比較
鉄鋼材料の種類
炭素鋼と合金鋼の違いと使い分け
合金元素の果たす役割
鉄鋼、炭素鋼、合金鋼の焼入れ深さ
焼入れ性とは
可鍛鋳鉄の種類、用途、特性、記号|白心可鍛鋳鉄、黒心可鍛鋳鉄、パーライト可鍛鋳鉄の特徴と性質
ねずみ鋳鉄品(FC材)の用途、機械的性質、成分の一覧
炭素鋼鋳鋼品(SC材)
溶接構造用鋳鋼品(SCW材)
構造用合金鋼鋳鋼品(SCC, SCMn, SCMnCr, SCCrM等)
高マンガン鋼鋳鋼品(SCMnH材)
鋳鉄の比重について
鋳鉄の耐熱温度はどれくらいか
ニクロシラルとは
ニレジストとは
耐食鋳鉄とは
耐熱鋳鉄とは
チルド鋳鉄とは
ミーハナイト鋳鉄とは
可鍛鋳鉄とは
フェライト
パーライト
オーステナイト

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集