SWRM20の成分、材質、機械的性質、比重、強度など|SWRM20の物性

2014年3月10日更新

SWRM20は軟鋼線材の一つで、C量を0.18から0.23%の間にとる半軟鋼となります。Cだけでなく、不純物とマンガンの量がコントロールされた規格材料のため、機械的強度の保証値よりも成分の保証値のほうが使い勝手がよい場合にも選択されることがあります。

ただし、機械的強度についてはバラつきがある点にも留意が必要です。

SWRM20の比重

おおまかに鉄鋼材料の炭素量を算出するために純鉄の比重を基準に、含有する炭素量から割り出す方法があります。下記の式に当てはめた場合、SWRM20の比重は7.8691前後となります。

比重=7.876−0.030×炭素(%)

SWRM20の成分、材質

SWRM20の成分、材質
軟鋼線材の種類 C Mn P S
SWRM20 0.18から0.23 0.30から0.60 0.040以下 0.040以下

SWRM20の機械的性質

軟鋼線材であるSWRM20そのものには機械的性質についての規定はありません。

「JIS G 3505 軟鋼線材」に規定のある材料記号

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軟鋼線材の規格|SWRM材の成分・材質、特性について

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