SGDAの規格|SGDAのサイズ、公差、機械的性質、降伏点、比重、成分
SGDAはみがき棒鋼の一般鋼材の規格材料で、SGD290の材料でもあります。機械的性質のみ保証するタイプのため、成分については一部の不純物以外のない熱間圧延鋼材です。SGD290の290の数字は、このSGDAの引張強さからきているものです。もっとも、引抜き加工したものはこれよりも強度をもちます。
SGDAの成分
鋼材の種類 | C | Mn | P | S |
---|---|---|---|---|
SGDA | - | - | 0.045以下 | 0.045以下 |
SGDAの機械的性質
SGDAについては機械的性質を保証したグレードである為、下記の通り、これらについての規定が存在します。
みがき棒鋼材の種類 | 降伏点 N/mm2 |
引張強さ N/mm2 |
伸び | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
16mm以下 | 16mmを超え40mm以下 | 40mmを超えるもの | 鋼材の径、辺、対辺距離、厚さ | 試験片 | % | ||
SGDA | − | − | − | 290から390 | 25mm以下 | 2号 | 26以上 |
25mmを超えるもの | 14A号 | 29以上 |
SGDAの比重
みがき棒鋼の鋼材の比重については7.85で計算されますが、こうした質量にかかわる数値については、材料となっている熱間圧延鋼の寸法や質量について定めた「JIS G 3191 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差」と「JIS G 3194 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差」に依拠します。
厚さ(ミリ) | 幅(ミリ) |
---|---|
3 | 9、12、16、19、22、25、32、38、50 |
4 | 9、12、16、19、22、25、32、38、50 |
4.5 | 9、12、16、19、22、25、32、38、50 |
5 | 9、12、16、19、22、25、32、38、50 |
6 | 9、12、16、19、22、25、32、38、50、65、75、100、125、150 |
9 | 12、16、19、22、25、32、38、50、65、75、100、125、150 |
12 | 19、22、25、32、38、50、65、75、100、125、150 |
16 | 22、25、32、38、50、65、75、100、125、150 |
19 | 25、32、38、50、65、75、100、125、150 |
22 | 32、38、50、65、75、100、125、150 |
25 | 32、38、50、65、75、100、125、150 |
「JIS G 3132 みがき棒鋼」に規定のある材料記号
「JIS G 3108 みがき棒鋼用一般鋼材」に規定のある材料記号
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