SAPH440の成分、引張強さ、降伏点、伸び、板厚、曲げ性

2013年2月1日更新

SAPH440はJISでは4種類が規定されているSAPH鋼板としては、最も引張強さに優れた鋼種となります。ハイテン材、高張力鋼板として引張強さとともに、厚みに応じた伸びの値が設定されており、衝撃強度についても考慮されている鋼材といえます。軽くて高品質な鋼板として、強くてしなやかであることが求められる局面で威力を発揮するのがSAPH鋼材の特徴といえます。

SAPH440の引張強さ、耐力、降伏点、伸び

SAPH440の機械的性質(引張強さ、耐力、降伏点、伸び)
種類 引張強さ(N/mm2 降伏点もしくは耐力 伸び(%) 引張試験片
厚み(mm) 厚み(mm)
6.0未満 6.0以上8.0未満 8.0以上14以下 1.6以上2.0未満 2.0以上2.5未満 2.5以上3.15未満 3.15以上4.0未満 4.0以上6.3未満 6.3以上14以下
SAPH440 440以上 305以上 295以上 275以上 29以上 30以上 32以上 33以上 34以上 35以上 5号試験片圧延方向

SAPH440の成分

SAPH440の成分規定
鋼板の記号 成分・組成
P(%) S(%)
SAPH440 0.040以下 0.040以下

SAPH440の曲げ性

SAPH440の曲げ性
鋼板の記号 曲げ角度 内側半径 曲げ試験片
厚み(mm)
2.0未満 2.0以上
SAPH440 180° 厚さの1.0倍 厚さの1.5倍 3号試験片、圧延方向に直角

SAPH440の板厚について

SAPH440の板厚の種類(1.6mm以上14mm以下)
板厚(単位:mm)
1.6
1.8
2.0
2.3
2.5
2.6※
2.8
2.9※
3.2
3.6
4.0
4.5
5.0
5.6
6.0
7.0
8.0
9.0
10.0
11.0
12.0
12.7
13.0
14.0
15.0
16.0

「JIS G 3113 自動車構造用熱間圧延鋼及び鋼帯」に規定のある材料記号

スポンサーリンク

>このページ「SAPH440の成分、引張強さ、降伏点、伸び、板厚、曲げ性」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集