SUH309(耐熱鋼)の成分、硬度、機械的性質

2013年3月20日更新

SUH309はクロムとニッケルをSUH38より若干高めた成分構成の耐熱鋼です。980℃までの繰り返し加熱に耐える性能を持っています。耐酸化鋼でもあります。主な用途としては、重油バーナや加熱炉部品として使われます。

SUH309の比重、密度

耐熱鋼には比重や密度に関する規定は4種類(SUH309、SUH310、SUH409、SUH409L)を除いてなく、このうち、SUH309は7.98を基準としています。

SUH309の成分

SUH309の成分
耐熱鋼の種類・記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo W Co V N その他
SUH309 0.20以下 <1.00以下/td> 2.00以下 0.040以下 0.030以下 12.00から15.00 22.00から24.00 - - - - - -

SUH309の機械的性質|熱処理、硬度、引張強さ、耐力、伸び

SUH309の機械的性質
耐熱鋼の種類 熱処理 耐力(N/mm2) 引張強さ(N/mm2) 伸び(%) 絞り(%) 硬さ(HBW) 適用寸法(mm)、径、対辺距離または厚さ
種類 記号
SUH309 固溶化熱処理 S 205以上 560以上 45以上 50以上 201以下 180以下

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