STKM16Cの規格と機械的性質、成分、引張強度、降伏点

2013年2月15日更新

STKM16Cは引張強度の下限値を620MPa以上と設定された高炭素鋼管で、引張強度についてはSTKMのなかでもトップクラスとなります。同規格内ではこれよりも高い引張強度を持つ鋼管は17Cのみです。

STKM16Cの成分

STKM16Cの成分(%):16種C
鋼管の記号 C(炭素) Si(シリコン) Mn(マンガン) P(リン) S(硫黄) Nb(ニオブ)
もしくはV(バナジウム)
STKM16C 0.35〜0.45 0.40以下 0.40〜1.00 0.040以下 0.040以下

STKM16Cの機械的性質|引張強さ、降伏点、耐力、伸び、扁平性、曲げ性

STKM16Cの機械的性質|引張強さ、降伏点、耐力、伸び、扁平性、曲げ性
鋼管の種類、記号 引張強さ(N/mm2) 降伏点、耐力(N/mm2) 伸び(%) 扁平性 曲げ性
11号試験片、12号試験片、管軸方向 5号試験片、管軸直角方向 平板間の距離(H) 曲げ角度 内側半径
STKM16C 620以上 460以上 12以上 7以上

STKM16Cの伸び

STKM16Cの伸び(厚さ8mm未満の鋼管)の最小値(%)
鋼管の記号 試験片 鋼管の厚さ区分による伸びの最小値(%)
1mm以下 1mmを超え2mm以下 2mmを超え3mm以下 3mmを超え4mm以下 4mmを超え5mm以下 5mmを超え6mm以下 6mmを超え7mm以下 7mmを超え8mm未満
STKM16C 5号試験片 - - - 1 2 4 6 7
12号試験片 2 3 4 6 8 9 10 12

STKM16Cの比重について

比重は7.85が基本値となります。

STKM16Cの寸法許容差(外径)

長さの許容差には原則として+50mm、-0mmとなっており、外径については下表の通りです。

STKM16C外径の寸法公差(許容差)
区分 鋼管の外径サイズ(mm) 外径の許容差(mm)
1号(熱間仕上継目無鋼管が該当) 50未満 ±0.5
50以上 ±1%
2号 50未満 ±0.25
50以上 ±0.5%
3号 25未満 ±0.12
25以上40未満 ±0.15
40以上50未満 ±0.18
50以上60未満 ±0.20
60以上70未満 ±0.23
70以上80未満 ±0.25
80以上90未満 ±0.30
90以上100未満 ±0.40
100以上 ±0.50%

寸法公差としてどの号を使うかは、受渡しの当事者間にて取り決めることになっています。

「JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管」に規定のある材料記号

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