花崗岩、御影石の特徴

2011年10月17日更新

深成岩のことで、一般には御影石と称呼されています。建築石材としては最もよく使われる石材で、硬く、風化に強く、比重もあり、耐圧強度にも優れています。品質の高いものは吸水率も低いものが多く、構造物として用いるには最も適しているとも言えます。

ただし、高温・高熱には弱く、表面にバーナーや火の気などがあたるとひびが発生したり、割れたりします。石材が他の構造材料と大きく違うのが、単一の物質もしくは決まった物質が一定の割合でまざっている安定したものではないという点です。花崗岩を構成しているのは、雲母、石英や長石などの鉱物各種ですが、これらの比率や組み合わせは常に一定しているわけではなく、産地によって大きく異なる他、同じ産地でもまったく同じ模様のものがないように、完全に同一のものというものはありません。したがって、加熱されると熱膨張係数の違うそれぞれの鉱物が各個に膨張して石材がはじけてしまうため、ヒビが発生するとされます。

なお、大理石とは違い耐酸性には優れていますので、こうした面で台所やキッチンカウンターとして内装材に使われることも多い石材です。

石材の分類は学問上のものと、実際の市場での区分けの方法がかなり異なるため、注意が必要です。

深成岩とはマグマがゆっくり冷えて固まったものを指し、火成岩の一種に分類されます。マグマが急に冷えて固まった火山岩に比べて鉱物の粒が大きいという特徴があります。含有されているSiO2の量によってさらに細かく分類されています。

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