EUのHSコード
EUではHSコードのことをCNコードやTARICコードと呼びます。CNは合計8ケタで構成させる品目分類番号のことで、EU加盟国27カ国で共通しています。8桁までの細分類がないものについては、6桁になっています。
CNコードとは、Combined Nomenclatureの略でもあり、日本語では合同関税品目分類表とも呼ばれます。6桁まではHSコードと同じルールで世界共通であり、残りの下2桁に製品や品目によって固有の番号がつくため、最大で8桁になります。
EU内ではフランスやドイツ、ポーランド、イタリアなど、どこの国へ輸出するのでもこの共通の番号体系であるCNコードがHSコードとして採用されています。対外的な関税率もこのコードで同定することで決定が可能となります。
- 欧州議会の関税率データベース
- TARICとは、EU共通関税率のことで、このサイトの下部にあるSECTIONの一覧表がそのままHSコード(CNコード)となっています。途中まで番号を打って検索すれば、候補となるコードとともに関税率も調べることができます。
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