インドネシアのHSコード、関税の調べ方

2012年11月1日更新

インドネシアのHSコードは8桁もしくは10桁で構成されています。インドネシア税関の公式サイト内に、Tax Duty Explorerというページが設けてあります。関税を調べる為のものですが、HSコードを調べることにも使えます。

このページを使った調べ方は以下の二つの方法があります。

インドネシアHSコードの調べ方

1.途中までの番号で調べる

HSコードは6桁までは世界共通であるため、これをまず調べます。Tax duty explorerの左側のドロップダウンメニューからHS Codeを選び、6桁の番号を入力してSearchボタンを押すと、6桁以降のインドネシア固有のHSコードがすべて表示されます。左側から順に、BM Taxというのが、MFN税率と呼ばれるもので、WTO加盟国間で適用される関税の基本税率になります。

その隣の「Uraian Id Id Description」は各HSコードについてのインドネシア語での説明文になります。さらにその隣にある「Uraian En En Description」の項目が、英語での説明になります。

2.品名、説明文(Description)から調べる

HSコードの品目名や内容があらかじめ分かっている場合、その内容を直接打ち込んで、検索することも出来ます。英語で入力する場合は、Description in Englishをドロップダウンメニューからの選択し、インドネシア語で分かっている場合は、Uraian Bahasa Indonesiaを選択します。HSコードについている説明文や品目名は、実際に使われている用語ではないこともあるため、留意する必要があります。

なお、Fedex社のWorld Tariffを使っても、4桁ないし6桁までの分類があらかじめ分かっているのであれば、同様に、それ以降の番号が表示される為、HSコードを調べることができます。

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