原産地を英語で言うと

2013年10月2日更新
原産地を英語で

貿易上「原産地」には決まった言い方が使われることが多く、たいていの場合はCountry of Originがあてられます。

原産地が問題となってくるのは、貿易上、物品の通関時にはそれがどこの国のものなのか、どのような品物なのかの二つがそろって初めて関税が確定するからです。また、国によっては、ある国からの物品に対して特別な関税をかけたり、輸入制限を行っていることがあります。これらの発動にもやはり原産国の情報が必須となります。

貿易上は、この証明に「原産地証明書」を用います。日本では商工会議所で発行してもらうことができます。

原産地のからんだ様々な英語表現
原産地証明書 Certificate of Origin(略してCOやC/Oと呼ばれたり、COOと書かれることもあります)
特定原産地証明書 Preferential Certificate of Origin
原産地規則 Rule of Origin(略してROOと書かれます)
原産国、原産地 Country of Origin

スポンサーリンク

>このページ「」の先頭へ

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集