紛争鉱物にステンレスは該当するか

2014年2月9日更新

ステンレスは、鉄鋼材料のうち、クロムやニッケルを鉄に添加したタイプの素材で、これ自体に紛争鉱物となるタングステンやスズ、タンタル、金を添加することはほとんどありませんので、通常は紛争鉱物が使われていることはありませんが、この調査の流儀としては、仕入れ元となるステンレスメーカーに調査を依頼するのが本来の調査のやり方です。

したがって、客先から紛争鉱物調査報告テンプレートが送られてきたら、それをコピーして仕入先に記入をお願いすることになります。基本的にはDeclarationの部分だけが必須入力項目になるので、質問事項は14しかありません。

ただし、これを受け取った仕入先もそのまた仕入先へ依頼しないと分からない内容となるため、次から次へとトスされていく形にはなります。この調査に時間がかかるのはこのためです。

紛争鉱物調査報告テンプレートはたいていエクセルファイルで送られてきますが、自分の会社から提出する分は、自社へ直接納入している1次サプライヤーからの調査結果を集計してまとめ、記入して提出することになります。

スポンサーリンク

>このページ「紛争鉱物にステンレスは該当するか」の先頭へ

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集