ゴムの耐候性と耐オゾン性

2013年3月2日更新

ゴム製品、ゴム材料は、大気中で空気に触れる環境で使うことが一般的であり、室内・室外を問わず、多くの部位に使われています。

こうした場合、材料には耐候性、耐光性、耐オゾン性が求められることになります。

耐候性の優れたポリマー(EPDM、CR、CSMなど)の選択と、耐候性付与剤(ワックスや各種安定剤類)の添加がポイントとなります。

耐オゾン性は主にゴムの分子構造によって決まります。NR、SBRのように不飽和構造をしているゴムは耐オゾン性に弱く、EPDMやCSMなどは強くなります。

一般に、耐オゾン性を付与するためにワックスを添加したり、耐オゾン性付与剤が添加されます。また、これらはオゾン濃度、伸長率、温度などの条件によっても左右される点に留意が必要です。

ゴムの耐候性

ゴムの耐候性の一覧
ゴムの種類 耐光性 耐オゾン性
NR(天然ゴム)
IR(イソプレンゴム)
BR(ブタジエンゴム)
SBR(スチレンブタジエンゴム)
EPM、EPDM(エチレンプロピレンゴム)
CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)
IIR(ブチルゴム)
CR(クロロプレンゴム)
NBR(二トリルブタジエンゴム)
OT、EOT
ANM
Q(シリコーンゴム)
FFKM、FKM(フッ素ゴム)
CHR、CHC
AU(ポリエステルウレタン)、EU(ポリエーテルウレタン)

ゴムの耐オゾン性

ゴムの耐オゾン性の目安
ゴム材料の種類 耐オゾン性
NR
SBR
BR
IR
NBR
耐オゾン性に乏しい。オゾンの影響を直に受け、亀裂ができてしまう
CR
IIR
耐オゾン性は良好で、オゾンの照射にもある程度は耐えることができる抵抗力を持つ。ただし、一定レベルを超えると亀裂ができる
CSM
T
ACM
Q
FKM
U
CM
EPDM
EPM
EAM
CO
ECO
GPO
耐オゾン性が優秀な材料で、オゾン照射を受けても亀裂ができる可能性がほとんどない。高温や高伸長、動的屈曲などの使用環境によってはオゾンの影響を跳ね返せず、亀裂ができることあり

ゴムの種類一覧

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