ゴムの摩擦係数

2013年3月2日更新

ゴムの摩擦係数は原料ゴムの配合、添加材料のうち、特にカーボンブラックに大きく影響を受けます。もともとカーボンブラックはゴムの強度や耐磨耗性を高めるために添加されるものでもあります。

実際に摩擦が発生する部位に使う場合は、摩擦が起きる相手方の物質との動摩擦も含めた検討が必要です。

ゴムの摩擦係数の一覧

ゴムの摩擦係数(50phrチャンネルブラック配合ゴム)P=52kPa, V=0.3m/s
NR 1.36
油展SBR 1.25
カルボキシル化SBR 1.04
PSBR 1.13
ナトリウム触媒BR 1.22
BR 0.77
CR 1.17
NBR(26%二トリル) 1.03
IIR 1.43

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