アルミニウム 1000系(純アルミニウム系)の種類と特性の一覧

2010年11月14日更新

成分の99%がAlで構成された工業用の純アルミニウムです。アルミの純度が高いだけに、加工性や熱伝導性、電気伝導性には特に優れていますが、強度が低い為、構造材料には適していないとされます。したがって、用途としては機械的強度がそれほど必要ではない部材や部品、家庭用品や電気器具などに使われます。アルミの中でも熱処理をせずに用いることの多い非熱処理型の材料です。

純アルミには不純物として、Si(シリコン)、Fe(鉄)を含み、これらの量が耐食性に直結しています。少ないほど耐食性は良好になります。Alは大気中の酸素と反応し、その表面に瞬時に酸化皮膜を構成するため、これがバリヤとしての役割を果たし、腐食に強い材料となっています。他のアルミ合金とは異なり、アルミ本来の性質が遺憾なく発揮される材料ですが、それは長所だけでなく短所についても同様なため、機械的強度については特に留意する必要があります。

JIS規格に規定のある材料記号

アルミニウムの展伸材の規格としては「JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条」、「JIS H 4040 アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線」などがあります。

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