TF340Pdの成分、引張強さ、耐力、伸び、機械的性質、耐食性|チタン鍛造の特徴と規格

2014年4月10日更新

TF340Pdは鍛造チタンのうち、耐食チタン合金となるJISの規格材料です。チタン12種とも呼ばれます。一般的な耐食性もさることながら、隙間に発生する腐食に対して強い耐性をもちます。12種は、不純物のレベルは11種とほぼ同等、鉄と酸素の量のみこちらのほうが多くなります。パラジウムの量に変化はありません。記号についている340は、最低の引張強さの値を示しています。降伏点は215MPa以上となります。

なお、サイズの範囲は8ミリ以上300ミリ以下となります。 鍛造材であるため、機械的強度について他の製法のものよりも高めかと思いがちですが、規格の上では、展伸材や鋳物と変わりはありません。ただし、金属には鍛流線があるため、これを切断せずにうまく加工することで実際の強度を上げられる可能性もあります。

TF340Pd(チタン12種、鍛造)の成分、材質

TF340Pdの成分、材質(単位:%)
種類 N C H Fe O Pd Ti
TF340Pd 0.03以下 0.08以下 0.013以下 0.25以下 0.20以下 0.12から0.25 残部

TF340Pd(チタン12種、鍛造)の機械的性質|引張強さ、耐力、伸び、絞り

TF340Pd(チタン12種、鍛造)の機械的性質|引張強さ、耐力、伸び、絞り
種類 引張強さ(MPa) 耐力(MPa) 伸び(%) 絞り(%)
TF340Pd 340から510 215以上 23以上

JIS規格に定められている純チタン、チタン合金の種類

チタンの鍛造品

チタンの鋳物

チタンの展伸材

展伸材とは、スポンジチタン、チタンインゴットを経て、板材、条材、シームレスパイプ、管、棒材、線材などに加工された状態のチタン材料のことです。チタンの材料記号には下記のような法則があります。

TP 板、熱間圧延は末尾にH、冷間圧延は末尾にCがつきます。例:チタン1種の熱間圧延板はTP270H
TR
TTP、TAT、TATP 継目無管(シームレスパイプ、シームレス管)
TTH、TATH 熱交換器用チタン、熱交換器用チタン合金管
TB、TAB
TW、TAW

チタン合金別の特性

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