非該当証明書に有効期限はありますか

2013年7月22日更新

日本から輸出する物品については、それが輸出貿易管理令別表1の第1項から第15項に該当するものであれば、国の許可なしに輸出することはできません(小額特例などの例外除く)。

輸出するものについては、これらの物品ではないことを証明するための書類が非該当証明書や非該当通知書になります。該非判定書ともいいます。

これには有効期限は特になく、一度メーカー等から発行してもらうと同じものを複写して税関で何度も使えるのですが、輸出貿易管理令や外為法などの改正が行われると、それに準拠したものに作り直さねばならなくなります。したがって、有効期限はないと書きましたが、それは発行してから法改正まで、ということになります。

実際問題、輸出貿易管理令の一部の改正は結構頻繁に行われています。直近で言えば、2012年7月にも改正され、外為法は2013年6月に一部が改正されています。常に変化していく国際情勢に対応するためでもあり、これらの動向には輸出にかかわるのであれば、気を配っておく必要があります。

また兵器などの製造をしている可能性のある懸念ユーザーの一覧である外国ユーザーリストも頻繁に中身が変わっています。

改正情報は経済産業省の下記、安全保障貿易かなりの関係法令の改正情報から見ることができます。

スポンサーリンク

>このページ「非該当証明書に有効期限はありますか」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけでなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集