大学院におけるMCやDCは何の略か

2021年5月26日更新

MCとDCは日本の大学院ではよく使用するものの、諸外国の大学院ではこの略語や表現はあまり使いませんので、英語で略語扱いにしたい場合には注意を要します。MCはMaster's courseの頭文字からとった略、DCはDoctoral courseで、それぞれ博士前期課程=修士課程、博士後期課程=博士課程を意味する略語です。

日本ではMC卒といった場合、修士課程修了者(修士号取得者)を意味し、DC卒といった場合、博士課程修了者(博士号取得者)を意味しています。

MCのことを他国では、Master's degreeやMaster's Programsと呼び、DCのことはDoctoral DegreeやDoctoral Programsといいます。

類似の表現にPDもあります。PDはPostdocすなわちPost-doctoralのことで、通称ポスドクの略称で博士号を取得した後に期限のある任期制の研究職についている人やそのポスト自体のことを示しています。

大学に研究職として正規に職を得る場合、助手→助教→准教授→教授のピラミッド構造の下部からスタートすることになり、DC出身者は助手や助教からキャリアのスタートをきることになりますが、このスタートとなるポスト自体が希望者や候補者に対して少なく狭き門となっており、博士号取得したものの期限のない職につくことができない人が多くいるのが現状です。結果、PDに就きながら、就職活動を行うことになります。

MC、DCの意味
課程名称 略語 学位 通称 英語名称
博士前期課程  MC 修士 マスター Master's degree, Master's Programs
博士後期課程   DC 博士 ドクター Doctoral Degree, Doctoral Programs

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