英文メールの書き出し

2012年5月1日更新
英文メールの書き出し

メールの最初は、相手の名前からはじまります。よりフォーマルなもので相手とはまだあまり親しいわけではない場合、フルネームもしくは相手のラストネームに敬称付で書き出したほうが無難です。ビジネス上は、Toのほうがよく使われるような気がしますが、頻繁にやり取りするような相手や同僚だと、名前だけ書いて、改行し、あとは用件のみというケースが多いです。

Hello, John 何度かやり取りしている方で互いに敬称をつけなくともよい関係の方ならこれで十分です。
Mr. John Smith, 何度かやり取りしている場合、Helloに続けて書いてもよいと思います。
Dear Mr. John Smith はじめてメールを書く相手や社外の方にはDearやTo, AttnなどのあとにSalutation(Mr.などの敬称)をつけて書き始めるとよいです。
To Mr. John Smith 上記同様に使えます。
Attn: Mr. John Smith 英文レターや荷物などの送り状では今でもAttentionをよく使いますが、メールでもたまに使う方はいます。
All, 全員に送る場合、自社関係者などに向けた場合です。対顧客に対しては、基本となる宛先は1名〜数名というのが基本でしょうから、直接名前を書けるならそうしたほうがよいと思います。事務上の連絡などは関係者全員にDear Allなどでもよいでしょう。
To all, 全員に送る場合に使います。
John, たとえば同僚のJohnさんにメールを送るときなど、ファーストネームだけでも十分です。

相手の名前を書いたら、次の最初の1行から2行で何の用件かわかるように書くのがよいでしょう。

This is to confirm about the due date of product ABC
This is to〜はこのメールは何の用件のものか最初に言い切ってしまうやり方です。上の例文では、製品ABCについての納期確認の連絡です、と言い切るケースです。
Regarding due date for product ABC,
Regarding〜で、〜の件ですがという切り出し文句になります。どんな場合でも使える便利な表現です。製品ABCの納期についてですが、と切り出し、続けて、この納期の前倒し可能性について打診する場合は、"is it possible to move this date foward?"となります。
About the due date you've told us
Regardingと同じく、〜についてですがという切り出しの文句です。この例で言えば、「いただいた納期についてですが」となります。
As you've mentioned in your previous e-mail,
先のメールで貴方が書いている通り〜
This is to remind you that,
なかなか返事がこない相手に対しての書き出し文句です。単にReminder:と書いて続けて内容について言及してもよいと思います。
As I've talked over the phone yesterday,
As〜で、〜の通りと続けて書き出しとするケースです。上記では昨日電話したとおり、となっています。As I've written in my last e-mail, で私の最後のメールで書きましたとおり、といった使い方が出来ます。
Regrettably, I must bring to your attention regarding〜
残念ながら〜についてあなたにお知らせしなければなりません、といった意味です。バッドニュースの報告の書き出しなどに使えます。

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