英文メールの挨拶

2012年5月1日更新
英文メールの挨拶

ビジネス英語では、メールは極力「用件を的確に」という原則があり、長いメール自体を嫌がるのは日本も海外も同じです。したがって、英文レターでありがちな長い挨拶などは社交的な目的以外はあまり使いません。1つのメールに1つの案件というのが実務上のやり取りでは基本的な使い方です。

何度もやり取りしている、あるいはやり取りすることになる相手の場合、何か共通のイベントに絡めて一文を入れるのもいいと思いますが、単刀直入に用件からというメールのほうが多いと思います。挨拶の切り出し方としては、お礼やもらったメールについて一言というのが自然です。

It's been a while since we've last met. Hope you and your family are well. しばらくお会いしていませんね。あなたとご家族がお元気だとよいのですが。
How are you doing these days? Many things have changed around me. お元気ですか?私の周りではいろいろな変化がありました。
Thank you for your kind e-mail. I feel much better now. 気遣いのメールをありがとうございます。だいぶよくなりました。
Spring has come and there are many flowers blooming here in Japan. こちら日本でも春の到来とともに多くの花が咲いています。
I really want to thank you for the hospitality that you've shown to us during our stay in〜。 滞在中の温かいおもてなしには大変感謝しております。
I appreciate your strenuous effort for cost reduction regarding material XYZ. XYZという材料のコストダウンにお骨折りいただき感謝しています、といった意味です。
I feel gratitude for your kind support during my last visit to your country. 前回の滞在時のサポートに対する御礼を述べるケースです。

初対面の相手であるならば自己紹介を軽くしてもよいでしょうし、事務的なやり取りをグループ内や関係者会社内でやるだけならば特に用件だけでも問題ないでしょう。

本文に宛名を書いたら、数行空けていきなり用件を書いていくのが英文メールの特徴です。何か相手との間にイベントなどがあったのであればそれについて1〜2行言及すれば十分に挨拶の役割を果たすと思います。事情を知っている相手への気遣いの一文などがどこかにあるだけでも印象はまた違ってくるかもしれません。日本語メールでも、いつもお世話になっております、に続けて用件や簡単な自己紹介というケースが多いと思います。英文メールでも、最初に感謝などを述べて用件という構成もよいと思います。

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