セレン(元素記号 Se)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

セレンは非金属元素一つでカルコゲン元素にも分類されます。毒性があり、環境へも悪影響があることから排出も制限されているため、各産業分野で代替が進んでいる材料でもあります。

ただごく微量のセレンは人体の必須元素とされ、たんぱく質に組み込まれています。活性酸素などから体を守る働きをしていると考えられます。

鉱物としては、セレン銀鉱やセレン銅銀鉱に含まれますが、工業的には硫酸や銅の精錬をする際の副産物として出てくるものが利用されています。この元素は、日本が産出国のトップを占める珍しい部類です。

セレン(元素記号 Se)が活用されている分野

  • カメラ撮像管
  • カメラ露出計
  • コピー機(感光ドラムなどの感材として)
  • セレン整流器
  • 酸化剤
  • 金属マンガン電解用触媒
  • 顔料(紫色)
  • 各種化合物
  • ガラスの着色料
セレン(元素記号 Se)の特性、物性
分類 非金属元素
電子配置 3d104s24p4
英語 Selenium
原子量 78.96
同位体 74Se、76Se、77Se、78Se、80Se、82Se
融点 221℃
沸点 685℃
密度 4.79から4.81g/cm3(灰色セレン)
比重
硬度 モース硬度2
色、形状 銀、黒、赤
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:
293K(20℃):20.3(多結晶、-78〜19℃)48.7(無定形、0〜21℃)
500K:
800K:
セレン(元素記号 Se)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
セレン(元素記号 Se)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

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