台湾の祝日カレンダー|2024年台湾の休日日数の一覧

2024年1月29日更新

2024年の台湾の祝日は平日が休みになる日にちでみると12日間となり、前年17日間から5日間も短くなります。国定休日は行政院から翌年カレンダーの発表が毎年5月、6月頃に発表されます。台湾の場合、なるべく連休が作られる制度になっていますが、前年よりも連休数は減少しており、2024年は前年7つから4つへ連休が減少しています。飛び石的な祝日が3日できてしまっています。

これは公務員の週休二日化にかかる措置による影響とされており、前年に連休を作るために振替出勤日(土日の出勤日)が6日となったことに際し、方々から否定的な意見が寄せられた為と言われています。連休を無理に作ると、その代償として振替平日によって土曜日が平日扱いになる制度がありますが、本年は1日間のみがこの対象となり、前年の6日間の振替平日(振替出勤)から大きく減少しています。

同じ中華圏ではありますが、中国よりも休みが短い年となっています。春節も始まりと終わりがずれており、2024年2月8日〜2月14日の連休となっています。

世界の中の台湾

台湾を中華民国という国として認めるかについては中華人民共和国との政治的な関係から、多くの国が中華人民共和国に習って公式には台湾を国とは認めていません。とはいえ、建前上は政府同士のやり取りはないという形にしているものの、実態は経済的な関係は自国の外郭団体などを通じて結んでおり、多くの国と行き来があります。またオリンピックにも出場していますが、その際はチャイニーズ・タイペイ(Chinese Taipei)の名称が使われています。台湾が独立国か中国の一部かという点で意見の一致を見ず、オリンピックでも台湾(中華民国)の旗である青天白日満地紅旗が掲げられることがない状況です。

面積は九州ほどの大きさの温暖な島国で、中国とは対照的に民主主義を採用しており、資本主義経済が発展しています。日本からも数多くの旅行者でにぎわい、商取引も盛んです。

中国に製造拠点を持つ台湾

台湾には受託製造業の大手企業が本拠地を構えており、そうした企業の製造拠点が中国にもあることから、複雑な関係を構築しています。昨今は、台湾回帰や中国以外への製造拠点の移転も行われています。

というのも米中貿易摩擦問題のほか、中国自体の人件費の高騰や環境問題(悪化による環境規制、工場の操業規制)が一つの理由になっています。台湾企業の中国製造拠点は、中国向け市場のものを作っていないケースも多く、そうした場合は中国で作ったものを別の国へ輸出する為、製造拠点を他国へ移すハードルが高くないとの指摘もあります。

台湾の振替平日、振替出勤日

台湾での祝日制度では、祝日が土曜日に重なった場合、その前日の金曜日を振替休日とします。また、日曜日と重なった場合についても同様に、翌日の月曜日を振替休日とする制度になっています。

特徴的なのは、祝日のうち、除夕・旧正月(春節)、児童節、民族掃墓節、端午節、中秋節が火曜日や木曜日に重なった場合は、間に入る月曜日や金曜日の平日を強制的に祝日にして連休を作ってしまう点です。この辺りのルールを法制化しており、祝日はなるべく連休にするという点については、中国と似た考え方で運用されています(ただし連休の数は台湾のほうが例年少ないです)。たしかに工場稼働をベースに考える製造業の場合、飛び飛びの休みより、連休のほうがコストが抑えられ、操業効率がよくなります。

この連休を作り出すルールと引き換えに、振替出勤日(振替平日)と呼ばれる制度が存在します。火曜や木曜が上記の祝日に重なって、月曜や金曜を強制的に休みにする連休を作った場合、前週の土曜日を振替出勤の日にする制度となっています。

台湾の春節・旧正月

台湾の祝日には最も大きな連休となる春節があり、この期間中は公的機関も休みとなる他、民間企業の場合は、さらにこの連休の前後に休日を追加して10連休〜11連休とする場合もあります。

中華圏における最大のイベントとも言えるのは台湾でも同じで、多くの人が家族と新年を迎える為帰省します。交通機関は大混雑し、運賃などの料金も一気に跳ね上がります。例年、この帰省ラッシュ緩和のため、大晦日の前日も休みになることが多いです。

なお、中国の春節連休と時期が一致することが多いですが、振替平日は異なることが多いように見受けられます。また中国の国慶節とは例年期間が異なっています。

台湾で使われる民暦

行政の紀年法については、1912年の中華民国を紀元(元年)とする民国紀元が採用されています。これは中華民国暦や民暦、民国ともいわれ、2022年は中華民国111年となります。新聞や公文書をはじめ、賞味期限などの表記もこの中華民国暦が使われる特徴があります。

台湾では、この民暦と、西暦、旧暦の三種の暦が並存して使われています。年をあらわす紀年法には、民暦か西暦かのいずれかが採用されています。

また、カレンダーの週はじまりは日本や米国と同様に日曜スタートとなります。曜日については、下表のように表現します。

台湾での曜日表記
日本
台湾

台湾企業の休み

週休2日制をとっており、ほとんどの企業は土日が休みですが、2017年から一例一休制度と呼ばれる休日制度が運用されています。これは変則的な休みも可能にする制度ですが、いわゆる法定休日である定例休日と、労使で取り決めた休息日を1週間に1日ずつそれぞれ取得する義務があると定めたルールです。

つまり、1週間のうち1日は法定休日で必ず休みにする必要があり、もう1日はどこか別の日で休むという仕組みです。サービス業などで土日が休めない場合も、2日をどこかで設定する必要があります。

台湾の労働法は日本と比較しても手厚く労働者を守る先進的なものになっています

台湾における有給休暇

有給休暇は6ヶ月以上の勤務で3日付与、1年以上2年未満で年間7日、2年以上3年未満で年間10日、3年以上5年未満で年間11日、5年以上10年未満で年間15日、10年以上で1年に1日ずつ追加して最大で年30日付与されることになっています。

法令で定められた有給休暇の上限が20日の日本に比べて10日多い30日となっています。

また、休暇を繰り越せない場合、企業には買取義務が発生します。1年は労使の合意で繰り越せますが、翌年度末でも消化しきれない場合は買取することになります。

有給休暇のほか、慶弔休暇(結婚で8日間、忌引き休暇で親等により8日、6日、3日の違いがあります)や傷病休暇(入院の必要がなければ年間30日を越える事は不可、入院要の場合は2年で1年を超えてはならない)、台風休暇(颱風假)が休みとして認められます。また、私休と呼ばれる何の理由もなく休むことについては、1年に14日を超えてはならないとの規定があります。そもそも私休を14日間を超えてはならないとしつつも、認めている点がかなり珍しい部類といえます。

残業と休日出勤

台湾では、1日8時間勤務をなるため、それを超える場合、2時間以内の残業は1.33倍、2時間を超え4時間以内は1.67倍と割り増し賃金が発生します。1日12時間勤務が限度であるため、残業は1日4時間が限度となります。さらに、残業は月に46時間が限度となります。この通りに運用された場合、健全な労働制度があるといえます。

休日出勤については、法定休日と、休息日、国定休日(国民の祝日)それぞれで扱いが異なるので注意を要します。

1週間の休みについては、一例一休制度があると前述したとおり、例えば一般的な企業の場合、日曜日を法定休日と設定し、土曜日を休息日としているケースが多いですが、土曜、日曜、祝日それぞれで割増賃金と代休の有無が変わってきます。

台湾の休日出勤の種類と割増賃金レート
休日の種類 割増賃金(時給に対して何倍か)
所定休日(土曜日設定が多い)
  • 2時間までは1.34倍
  • 2時間を超え8時間までは1.67倍
  • 8時間を超え12時間までは2.67倍
法定休日(日曜日設定が多い)
  • 8時間までは2倍(1日分の賃金を上乗せ)と代休
  • 残業もすべて2倍
国定休日(祝日)
  • 8時間までは2倍(1日分の賃金を上乗せ)
  • 2時間までの残業は1.34倍
  • 2時間を超え4時間までの残業は1.67倍

台湾の2024年祝日カレンダー

2024年の台湾の祝日を反映したカレンダーです。土日は原則休みですが、青い四角で囲った日は、連休の影響で振替平日となった土曜日です。前述した通り、前年の振替平日が多すぎたことの弊害の反省から、1日間のみに是正されています(かわりに連休が減って、休みが確実に土日にとれるように平準化されていますが)。2月8日から2月14日となる春節は7連休となっています。

なお、比較の為、カレンダー上の日付が赤字となっているのは日本の祝日を示しています。

2024年台湾の振替平日
振替出勤日(振替平日) 振替出勤の名目・理由
2月17日(土) 春節の振替出勤日。
台湾の2024年祝日カレンダー

台湾の2024年祝日一覧と意味

宗教色のない祝日構成で、中華圏に共通する旧暦の祝祭日が多いのが特徴です。5月1日は、国の定める祝日ではない為、公務員は休みではありませんが、民間企業は他国にあわせ、休日にするところもありますので確認が必要です。また、民間企業の休日は労働部(労働省)の規定に基づくため、台湾政府が発表する祝日・休日と必ずしも一致しないことがあります。

元旦となる西暦の1月1日は、台湾では開国記念日として祝う日になっています。

2024年台湾の祝日
祝日 現地の祝日名称 英語での名称 特記事項
1月1日(月) 中華民国開国記念日 Founding of the Republic of China 台湾の場合、中華民国開国記念日として祝う。10月10日ではなくこちらを建国記念日と訳すべきという意見もある。
2月8日(木)から2月14日(水) 農暦 春節(旧正月) Lunar New Year 春節は旧暦での新年となり、最大の連休となる慣わし。2024年は2月10日が新年。大晦日である除夕は2月9日となるが、台湾の場合、大晦日の前日となる小年夜も帰省ラッシュ緩和のために休日としている為、今年は2月8日から休みとなっている。
2月28日(水) 二二八和平紀念日 Peace Memorial Day 二・二八事件の起きた日を平和記念日とした祝日。
4月4日(木)から4月5日(金) 児童節・婦女節・民族掃墓節(清明節) The Combined Holidays of Women's Day and Children's Day / Tomb Sweeping Day こどもの日。旧暦の清明節は民族掃墓節ともいわれ、先祖の墓参りを行い「潤餅」を食べる習慣がある。この日と児童節が重なると前日を休みにする習慣がある。
※5月1日(水) 労働節 / メーデー Labor Day この日は公的な祝日ではない為、行政機関をはじめ、官公庁は休みにならないのが通例で、民間企業のみ休みとなることがある。
6月10日(月) 端午節 Dragon Boat Festival ドラゴンボートフェスティバルとも。中華圏の三大節句の一つとも言われ、楚の時代の政治家屈原を偲ぶ記念日。今年からは1日のみ。土日と接続して3連休にとどまる。
9月17日(火) 中秋節 Mid-Autumn Festival 三大節句の一つで、中国の十五夜の月を鑑賞して祝う習慣に由来。台湾でも月に見立てた月餅やブンタンを食べる習慣がある。また、1980年代からは焼肉を食べる習慣も普及しており、月見がてら屋外・路上でバーベキューを行う姿がよく見られる。
10月10日(木) 中華民国国慶日(双十節) National Day / Double Tenth Day 國慶日は10月10日。辛亥革命の発端となった武昌起義を記念する日。建国記念日。

台湾の2023年祝日カレンダー

2023年の台湾の祝日を反映したカレンダーです。土日は原則休みですが、青い四角で囲った日は、連休の影響で振替平日となった土曜日です。

2023年台湾の振替平日
振替出勤日(振替平日) 振替出勤の名目・理由
1月7日(土) 春節の振替出勤日。1月20日を春節期間中の連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。
2月4日(土) 春節の振替出勤日。1月27日を春節期間中の連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。
2月18日(土) 振替出勤日。2月27日を二二八和平紀念日の2月28日とつなげて連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。
3月25日(土) 振替出勤日。4月3日を清明節とつなげて連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。
6月17日(土) 振替出勤日。6月23日を休みにし、端午節とつなげて連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。
9月23日(土) 振替出勤日。10月9日を国慶日とつなげて連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。

2023年台湾の春節は前後の土日もカウントすると1月20日(金)から1月29日(日)の10連休となります。これは中国の春節休暇より長くなります。

台湾の2023年祝日カレンダー

台湾の2023年祝日一覧と意味

宗教色のない祝日構成で、中華圏に共通する旧暦の祝祭日が多いのが特徴です。5月1日は、国の定める祝日ではない為、公務員は休みではありませんが、民間企業は他国にあわせ、休日にするところもありますので確認が必要です。

元旦となる西暦の1月1日は、台湾では開国記念日として祝う日になっています。2023年はこの日が日曜日であるため翌日1月2日も振替休日となって連休を構成しています。

2023年台湾の祝日
祝日 現地の祝日名称 英語での名称 特記事項
1月1日(日) 中華民国開国記念日 Founding of the Republic of China 台湾の場合、中華民国開国記念日として祝う。10月10日ではなくこちらを建国記念日と訳すべきという意見もある。
1月2日(月) 中華民国開国記念日の振替休日 Founding of the Republic of China 2023年は1月1日が日曜日となった影響で振替休日。
1月20日(金)から1月29日(日) 農暦 春節(旧正月) Lunar New Year 春節は旧暦での新年となり、最大の連休となる慣わし。2023年は1月22日(日)が新年。大晦日である除夕は1月21日で、台湾の場合、大晦日の前日となる小年夜も帰省ラッシュ緩和のために休日としている為、今年は1月20日が休みとなっている。
2月27日(月) 二二八和平紀念日との連休を構成するための追加祝日 Peace Memorial Day
2月28日(火) 二二八和平紀念日 Peace Memorial Day 二・二八事件の起きた日を平和記念日とした祝日。
4月3日(月)から4月5日(水) 児童節・婦女節・民族掃墓節(清明節) The Combined Holidays of Women's Day and Children's Day / Tomb Sweeping Day こどもの日。旧暦の清明節は民族掃墓節ともいわれ、先祖の墓参りを行い「潤餅」を食べる習慣がある。この日と児童節が重なると前日を休みにする習慣がある。4月4日と4月5日がそれぞれ児童節と清明節だが、連休を構成する為、4月3日も休みに。
※5月1日(月) 労働節 / メーデー Labor Day この日は公的な祝日ではない為、行政機関をはじめ、官公庁は休みにならないのが通例で、民間企業のみ休みとなることがある。
6月22日(木)から6月23日(金) 端午節 Dragon Boat Festival ドラゴンボートフェスティバルとも。中華圏の三大節句の一つとも言われ、楚の時代の政治家屈原を偲ぶ記念日。端午節は6月22日だが、連休を構成する為、23日も追加の祝日。
9月29日(金) 中秋節 Mid-Autumn Festival 三大節句の一つで、中国の十五夜の月を鑑賞して祝う習慣に由来。台湾でも月に見立てた月餅やブンタンを食べる習慣がある。また、1980年代からは焼肉を食べる習慣も普及しており、月見がてら屋外・路上でバーベキューを行う姿がよく見られる。
10月9日(月) 中華民国国慶日(双十節)を連休とするための追加祝日 National Day / Double Tenth Day
10月10日(火) 中華民国国慶日(双十節) National Day / Double Tenth Day 國慶日は10月10日。辛亥革命の発端となった武昌起義を記念する日。建国記念日。

台湾の2022年祝日カレンダー

2022年の台湾の祝日を反映したカレンダーです。土日は原則休みですが、青い四角で囲った日は、連休の影響で振替平日となった土曜日です。

2022年台湾の振替平日
振替出勤日(振替平日) 振替出勤の名目・理由
1月22日(土) 春節の振替出勤日。2月4日(金)を春節期間中の連休にしたため、この土曜を振替平日にして調整。

2022年台湾の春節は前後の土日もカウントすると1月29日(土)から2月6日(日)の9連休となります。

台湾の2022年祝日カレンダー

台湾の2022年祝日一覧と意味

宗教色のない祝日構成で、中華圏に共通する旧暦の祝祭日が多いのが特徴です。5月1日は、国の定める祝日ではない為、公務員は休みではありませんが、民間企業は他国にあわせ、休日にするところもありますので確認が必要です。ただ2022年はこの日が日曜になるため、影響はしません。

元旦となる西暦の1月1日は、台湾では開国記念日として祝う日になっています。

2022年台湾の祝日
祝日 現地の祝日名称 英語での名称 特記事項
1月1日(土) 中華民国開国記念日 Founding of the Republic of China 台湾の場合、中華民国開国記念日として祝う。10月10日ではなくこちらを建国記念日と訳すべきという意見もある。2022年1月1日が土曜の影響で2021年12月31日が振替休日となった。
1月31日(月)から2月4日(金) 農暦 春節(旧正月) Lunar New Year 春節は旧暦での新年となり、最大の連休となる慣わし。2022年は2月1日(火)が新年。大晦日である除夕は1月31日で、台湾の場合、大晦日の前日となる小年夜も帰省ラッシュ緩和のために休日としていることが多いが、今年は日曜のため追加の休日にはなっていない。
2月28日(月) 二二八和平紀念日 Peace Memorial Day 二・二八事件の起きた日を平和記念日とした祝日。
4月4日(月)から4月5日(火) 児童節・婦女節・民族掃墓節(清明節) The Combined Holidays of Women's Day and Children's Day / Tomb Sweeping Day こどもの日。旧暦の清明節は民族掃墓節ともいわれ、先祖の墓参りを行い「潤餅」を食べる習慣がある。この日と児童節が重なると前日を休みにする習慣がある。いずれも4月5日がこの祝日。
※5月1日(日) 労働節 / メーデー Labor Day この日は公的な祝日ではない為、行政機関をはじめ、官公庁は休みにならないのが通例で、民間企業のみ休みですが今年は日曜の為祝日ではありません。
6月3日(金) 端午節 Dragon Boat Festival ドラゴンボートフェスティバルとも。中華圏の三大節句の一つとも言われ、楚の時代の政治家屈原を偲ぶ記念日。
9月9日(金)から9月10日(土) 中秋節 Mid-Autumn Festival 2022年は9月10日が中秋節。三大節句の一つで、中国の十五夜の月を鑑賞して祝う習慣に由来。台湾でも月に見立てた月餅やブンタンを食べる習慣がある。また、1980年代からは焼肉を食べる習慣も普及しており、月見がてら屋外・路上でバーベキューを行う姿がよく見られる。
10月10日(月) 中華民国国慶日(双十節) National Day / Double Tenth Day 國慶日は10月10日。辛亥革命の発端となった武昌起義を記念する日。建国記念日。

台湾の2021年祝日カレンダー

2021年の台湾の祝日を反映したカレンダーです。土日は原則休みですが、青い四角で囲った日は、連休の影響で振替平日となった土曜日です。

2021年の台湾の祝日は11日間が国定休日として決められています。11日というのは正味の祝日であり、実際の休日日数はこれに振替休日が連結されるため、2021年で土日を含まない祝日のみで見ると、14日間が休みとなります。これら休日に連動して、2021年は7つの連休(2021年末もカウントすると8つの連休)が形成されています。

2021年台湾の振替平日
振替出勤日(振替平日) 振替出勤の名目・理由
2月20日(土) 春節の振替出勤日。2021年は学校の冬休みが1月21日から2月10日であることも考慮され決定。
9月11日(土) 9月20日(月)中秋節の休みに対しての振替出勤日。9月21日(火)が中秋節であり、その前日の月曜も休みとなるため設けられた。

2021年の台湾の春節は、2021年は2月10日(水)から2月16日(火)の7連休となります。なお、2021年中国の春節連休とは1日ずれています。中国のほうは2月11日から2月17日となっています。

台湾の2021年祝日カレンダー

台湾の2021年祝日一覧と意味

宗教色のない祝日構成で、中華圏に共通する旧暦の祝祭日が多いのが特徴です。5月1日は、国の定める祝日ではない為、公務員は休みではありませんが、民間企業は他国にあわせ、休日にするところもありますので確認が必要です。

元旦となる西暦の1月1日は、台湾では開国記念日として祝う日になっています。

2021年台湾の祝日
祝日 現地の祝日名称 英語での名称 特記事項
1月1日(金) 中華民国開国記念日 Founding of the Republic of China 台湾の場合、中華民国開国記念日として祝う。10月10日ではなくこちらを建国記念日と訳すべきという意見もある。
2月10日(水)から2月16日(火) 農暦 春節(旧正月) Lunar New Year 春節は旧暦での新年となり、最大の連休となる慣わし。2021年は2月12日(金)が新年。大晦日である除夕は2月11日で、台湾の場合、2月10日(大晦日の前日となる小年夜)も帰省ラッシュ緩和のために休日としている。。
2月28日(日) 二二八和平紀念日 Peace Memorial Day 二・二八事件の起きた日を平和記念日とした祝日。
3月1日(月) 二二八和平紀念日 Peace Memorial Day 2月28日が日曜であるため、振替休日となる。
4月2日(金)から4月5日(月) 児童節・婦女節・民族掃墓節(清明節) The Combined Holidays of Women's Day and Children's Day / Tomb Sweeping Day こどもの日。旧暦の清明節は民族掃墓節ともいわれ、先祖の墓参りを行い「潤餅」を食べる習慣がある。いずれも4月4日(日)がこの祝日。
※5月1日(土) 労働節 / メーデー Labor Day この日は公的な祝日ではない為、行政機関をはじめ、官公庁は休みになっていません。ただし、民間企業は休日にしていることがあるため、確認が必要です。
6月14日(月) 端午節 Dragon Boat Festival 6月25日。ドラゴンボートフェスティバルとも。中華圏の三大節句の一つとも言われ、楚の時代の政治家屈原を偲ぶ記念日。
9月20日(月)から9月21日(火) 中秋節 Mid-Autumn Festival 2021年は9月21日が中秋節。三大節句の一つで、中国の十五夜の月を鑑賞して祝う習慣に由来。台湾でも月に見立てた月餅やブンタンを食べる習慣がある。また、1980年代からは焼肉を食べる習慣も普及しており、月見がてら屋外・路上でバーベキューを行う姿がよく見られる。
10月10日(日)から10月11日(月) 中華民国国慶日(双十節) National Day / Double Tenth Day 國慶日は10月10日。辛亥革命の発端となった武昌起義を記念する日。建国記念日。
12月31日(金) 開国記念日 Republic Day Holiday 2021年12月31日〜2022年1月2日までの3連休となる。

台湾の2020年祝日カレンダー

2020年の台湾の祝日を反映したカレンダーです。土日は原則休みですが、青い四角で囲った日は、連休の影響で振替平日となった土曜日です。

2020年の台湾の祝日は7日間が国定休日として決められています。土日を含まない祝日のみで見ると、14日間が休みとなります。これら休日に連動して、2020年は7つの連休が形成されています

2020年台湾の振替平日
振替出勤日(振替平日) 振替出勤の名目・理由
2月15日(土) 1月23日(木)除夕の振替出勤日
6月20日(土) 6月26日(金)端午節の振替出勤日
9月26日(土) 10月2日(金)中秋節の振替出勤日

2020年の台湾の春節は1月23日(木)から1月29日(水)の7連休となります。

台湾の2020年祝日カレンダー

台湾の2020年祝日一覧と意味

宗教色のない祝日構成で、中華圏に共通する旧暦の祝祭日が多いのが特徴です。5月1日は、国の定める祝日ではない為、公務員は休みではありませんが、民間企業は他国にあわせ、休日にするところもありますので確認が必要です。

元旦となる西暦の1月1日は、台湾では開国記念日として祝う日になっています。

2020年台湾の祝日
祝日 現地の祝日名称 英語での名称 特記事項
1月1日(水) 中華民国開国記念日 Founding of the Republic of China 台湾の場合、中華民国開国記念日として祝う。10月10日ではなくこちらを建国記念日と訳すべきという意見もある。
1月23日(木)から1月29日(水) 農暦 春節(旧正月) Lunar New Year 春節は旧暦での新年となり、最大の連休となる慣わし。2020年は1月25日(土)が新年。大晦日である除夕は1月24日で、1月23日は振替休日。
2月28日(金) 二二八和平紀念日 Peace Memorial Day 二・二八事件の起きた日を平和記念日とした祝日。
4月2日(木)から4月5日(日) 児童節・婦女節・民族掃墓節(清明節) The Combined Holidays of Women's Day and Children's Day / Tomb Sweeping Day こどもの日。旧暦の清明節は民族掃墓節ともいわれ、先祖の墓参りを行い「潤餅」を食べる習慣がある。いずれも4月4日(土)がこの祝日。
※5月1日(金) 労働節 / メーデー Labor Day この日は公的な祝日ではない為、行政機関をはじめ、官公庁は休みになっていません。ただし、民間企業は休日にしていることがあるため、確認が必要です。
6月25日(木)から6月28日(日) 端午節 Dragon Boat Festival 6月25日。ドラゴンボートフェスティバルとも。中華圏の三大節句の一つとも言われ、楚の時代の政治家屈原を偲ぶ記念日。
10月1日(木)から10月4日(日)) 中秋節 Mid-Autumn Festival 2020年は10月1日が中秋節。三大節句の一つで、中国の十五夜の月を鑑賞して祝う習慣に由来。台湾でも月に見立てた月餅やブンタンを食べる習慣がある。また、1980年代からは焼肉を食べる習慣も普及しており、月見がてら屋外・路上でバーベキューを行う姿がよく見られる。
10月9日(金)から10月11日(日) 中華民国国慶日(双十節) National Day / Double Tenth Day 國慶日は10月10日。辛亥革命の発端となった武昌起義を記念する日。建国記念日。

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