英語での先輩、後輩の呼び方

2013年5月2日更新
英語での先輩、後輩の呼び方

英語には先輩や後輩といった日本のような意味での上下関係がありません。会社ではなおさらで、上司と部下の関係はあっても、先輩と後輩というような明確な線引きがないため、呼び方についても「先輩」といった呼び方はしません。すべて「同僚」(colleague)になります。

距離がある相手ならば、ラストネームに敬称を付けて呼びますし、職場でファーストネームで呼ぶ習慣のある会社や国ならば、ファーストネームで気軽に呼びます。

したがって、日本の会社での先輩、後輩の上下関係を英語で伝えたい場合は、seniorということもありますが、あまり一般的には使いません。いろいろと教えてもらってきたような関係でなければcolleagueでいいでしょうし、面倒を見てもらったり教えてもらったりしてきている間柄ならば、後述するmentorという言い方もいいでしょう。

He is my senior.
彼は私の先輩です。
Taichi is senior associates.
太一さんは先輩社員です。Senior associatesは一般的に役職はないものの、ベテラン社員であることを示すことにも使います。
Jason is my mentor.
ジェーソンは私の先輩です。

師匠のような先輩ということであれば、mentorという言い方も可能です。こちらはよく使い、相談相手やよい師や先輩に対して「mentor」という紹介の仕方をすることもあります。会社によっては制度としてメンターというものを人事教育システムに組み込んでいる会社もあります。

後輩のことは、直訳すればjuniorとなり、young memberということもありますが、日本語の後輩に厳密に対応する英語はありません。彼は私の後輩です、という紹介よりも、彼は私の同僚ですといった紹介の仕方のほうが万国共通になります。この場合は、He is my colleagueで十分でしょう。

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