build outの意味は

2013年3月22日更新
build outの意味

製造業に絡んだ文脈でbuild outといった場合は、打ち切りのことを意味します。特に量産品として流れていたものの発注を打ち切る場合にbuild outという表現が使われますが、自動車部品などでは、打ち切り連絡があったからといっても完全にその製品に対する受注が未来永劫なくなる、というわけではなく、通常一定期間の間はアフターマーケット用、補用品、修繕用(service partsといったりします)などとして受注が来る場合がありますので、ビルドアウトの連絡がきたらといって、即金型などを破棄してしまうわけにもいきません。

内示などで注文がなくなったり、今まで来ていたものがぱったりこなくなった場合、客先に対してbuild outかどうかを確認する必要があります。

一旦build outを宣言すると、量産オーダーには対応が難しくなるため、発注する側も、このbuild out確認には割りとすぐに反応します。

スポンサーリンク

>このページ「」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけでなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集