approximately almost around about roughly nearly の違い

2019年11月11日更新

だいたい、おおよそ、約を意味する英語表現や英単語にはapproximately, almost, around, about, roughly, nearlyなど多数のものがあり、これらの違いと使い分けはどのようにすべきなのでしょうか。ビジネスだけでなく、調査研究をはじめ、数字が重要な分野は数多くありますが、正確にピンポイントで表現できない場合に万能となる表現がこのおおよそ、だいたいといった言い方で、日本語でもこれら表現をまったく使わずに実務を行うのは難しいかもしれません。

昨今はグローバル化にあわせて英語ネイティブではない相手との英語でのやり取りも多いかと思いますが、そうした場合に細かいニュアンスを調べて使ってもどこまで通じるのかという問題もあります。

また、使う業界や分野によっても捉え方が異なることがあるので、自身の業界・分野での使われ方を注意深く真似するというところから見るのもよいでしょう。

approximately almost around about roughly nearlyのニュアンス

単語単位だけではなかなか比較も難しく、二つを比べてみて違いを見ていくほうがわかりやすいかもしれません。

almost

もう少しでその値に達しそうな状態のときに使う。類似表現には、just underがある。

nearly

標準値にせまっているイメージ。上の値、下の値のどちらのケースでも、中心に向かって迫ってきている状態を表現するのに使う。close toが類似表現。

nearlyは否定語とセットでは使わない傾向がある。例えば、There was nearly no studentsとはいわない。There was almost no studentsという表現はあり得る。アメリカ英語よりイギリス英語でより使う傾向がある。

aboutとapproximatelyの違い

approximatelyのほうがより正確な値に近いニュアンスを持つことがある。approximatelyは科学、技術分野での使用例が多い。aboutのほうがより日常使いの用語。

aroundは推測が入っているときに使う。数字や時刻に対して。

roughly

こちらもaboutと同様、日常使いでの用語。

aboutとaroundの違い

aboutはイギリス英語で好まれ、aroundはアメリカ英語で好まれる

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