チーク(柚木、油木)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度

2011年8月18日更新

ビルマ、タイ、ジャワ、インド、ラオス、インドネシア等に広く分布する高級南洋材の一つで、広葉樹のうちクマツヅラ科に分類されます。心材は金褐色から濃い褐色をしており、辺材は黄白色をしています。材質は硬く重い部類です。このため加工には少々難があります。木理は交錯しており、樹木によっては波状になっています。独特の香りがあり、光沢もあります。肌目は粗い目の木材です。耐湿性にも優れます。乾燥時の比重は0.69程度となります。用途は船舶や家具、建材など幅広く使われています。

チーク(柚木、油木)の強度、物性
曲げ弾性率
(kgf/cm2
125000
圧縮強度
(kgf/cm2
420
引張強度
(kgf/cm2
-
曲げ強度
(kgf/cm2
920
せん断強度
(kgf/cm2
135
木口面硬さ(硬度)
(kgf/mm2
-
板目面硬さ(硬度)
(kgf/mm2
-

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