水に沈む木材にはどんなものがあるか

2012年12月24日更新

水より重い木材、つまり比重が1を超える木材としては以下のようなものがあります。

  • 紫檀(したん)
  • 黒檀(こくたん、エボニー)
  • タガヤサン(鉄刀木)
  • 鉄木(てつぼく)

たいていの木材は船や筏などを見れば分かるとおり、水に浮きます。これらは比重が1より軽くなります。同じ樹木でも、生育環境、生育地、樹齢や樹木のどの部位なのかでも比重は変わりますので、工業材料のように一律で適用するのが難しい素材ではあります。

また木の場合、水分をその中に含んでいますので、比重や密度を計測する場合は、生木ではなく大気中で乾燥させた気乾状態での気乾密度、気乾比重で見ていきます。

主な木材の密度(気乾密度)
比重(密度、g/cm3 木材の種類
0.3〜0.4 サワラ、スギ、ベイスギ
0.4〜0.5 トドマツ、エゾマツ、ヒノキ、ヒバ、カツラ
0.5〜0.6 アカマツ、クロマツ、ツガ、シイ、クリ、クス、白ラワン
0.6〜0.7 タモ、サクラ、カバ、シオジ、カラマツ、赤ラワン、チーク
0.7〜0.8 ブナ、ケヤキ、ツゲ
0.8〜0.9 ナラ、シロガシ
0.9〜1.0 カシワ、アカガシ、クヌギ
1.0以上 シタン、コクタン、ローズウッド、テツボク

スポンサーリンク

>このページ「水に沈む木材にはどんなものがあるか」の先頭へ

加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る

水に沈む木材にはどんなものがあるかについての関連記事とリンク

工業刃物、機械刃物、刃物メーカーの一覧
床研磨機メーカーの一覧
木材メーカーの一覧
木材の比重一覧と含水率の関係
木材の種類
木材の耐久性
木材の成分
木理とは
木材の収縮率と膨張

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集