アカマツ(赤松)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度
北海道南部から本州、四国、九州にかけて幅広く分布するマツ科の針葉樹で、心材は黄褐色、辺材は黄白色の木材です。ただ辺材と心材の境目は分かりにくいです。重く硬い木材として知られ、加工性はそこそこです。曲げ弾性率や引張強度に優れた種類です。盆栽にもよく使われる樹木です。保存性は中程度、木理は真っすぐですが、肌目は粗い紋様です。松だけに、松脂となる樹脂成分が含まれています。乾燥時の比重は0.53程度とされます。
| 曲げ弾性率 (kgf/cm2)  | 
115000 | 
|---|---|
| 圧縮強度 (kgf/cm2)  | 
450 | 
| 引張強度 (kgf/cm2)  | 
1400 | 
| 曲げ強度 (kgf/cm2)  | 
900 | 
| せん断強度 (kgf/cm2)  | 
95 | 
| 木口面硬さ(硬度) (kgf/mm2)  | 
4.3 | 
| 板目面硬さ(硬度) (kgf/mm2)  | 
1.2 | 
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