A6082とは|JIS規格材の特徴と物性

2010年12月4日 2024年2月24日更新

A6082とはJIS規格材のひとつで、A6061とほぼ同じ程度の強度を持つアルミ合金です。耐食性にも優れます。6000系の中では高い強度を誇る材料で、鍛造して自動車部品や構造用材料、スキー(板)等に使われる素材です。この系統のアルミ合金は、MgとSiを添加した後に熱処理することでこれらの化合物を析出させることで耐力、強度を向上させることができる点に特徴があります。

A6082の成分

6000番台の番号が付いているアルミ合金は、添加元素としてシリコンとマグネシウムを加えているAl-Mg-Si系の合金です。

A6082(アルミニウム)の成分
合金番号 Si Fe Cu Mn Mg Cr Zn Ga, V, Ni, B, Zr等 Ti その他 Al
個々 合計
A6082 0.7から1.3 0.50以下 0.10以下 0.40から1.0 0.6から1.2 0.25以下 0.20以下 - 0.10以下 0.05以下 0.15以下 残部

A6082の機械的性質(耐力、引張強さ、伸び、曲げ)

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