カルシウム(元素記号 Ca)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

カルシウムはその化合物が骨の構成成分でもあることから、一般にも広く知られた元素ですが、工業的にも多く利用されています。水や酸素、塩素、アルコール等と反応します。金属材料のなかにはこの元素を微量添加すると耐熱性が向上するものもあります。

またセメントやモルタルといった建築材料、構造材料の原料にも含まれます。

光学レンズの材料として使われる蛍石も組成CaF2にカルシウムを含みます。

カルシウム(元素記号 Ca)が活用されている分野

  • セメントやモルタル
  • 大理石、石膏
  • 消石灰や苦灰石、苦土石灰
  • 断熱材
  • 蛍石(フッ化カルシウム)
  • 金属の精錬
  • 乾燥剤
  • 還元剤
  • カーバイド(炭化カルシウム)
  • 研磨剤
カルシウム(元素記号 Ca)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 4s2
英語 Calcium
原子量 40.08
同位体 40Ca、42Ca、43Ca、44Ca
融点 842℃
沸点 1484℃
密度 1.55g/cm3
比重
硬度 モース硬度1.75
色、形状 銀白色、金属光沢を持つ
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:
293K(20℃):22(0℃から300℃の平均)
500K:
800K:
カルシウム(元素記号 Ca)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃ 20
300℃ 7.8
100℃ 4.75
0℃ 3.2
−195℃ 0.7
カルシウム(元素記号 Ca)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

>元素周期表の目次へ戻る

スポンサーリンク

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集