フッ素(元素記号 F)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など
身近なところでフッ素といえば、歯磨き粉の説明書やテフロン樹脂でコーティングされた調理器具などを目にすることができます。ただ、フッ素単体は強い酸化作用があり、猛毒の気体です。
他の元素と強く反応し化合物を作る性質を持つため、自然ではフッ素が単体で存在していることはなく、フッ化カルシウム(CaF2、蛍石)や氷晶石などの形で存在しています。蛍石は光学特性に優れていることから、光学レンズや結晶材料として使われています。
フッ素(元素記号 F)が活用されている分野
- フッ素樹脂の原料として
- 歯磨き粉
- フロン
- エキシマレーザーの発振媒体
- 工業用の洗浄剤(シリコン除去用)
| 分類 | 非金属元素 |
|---|---|
| 電子配置 | 2s22p5 |
| 英語 | Fluorine |
| 原子量 | 19.00 |
| 同位体 | 19F |
| 融点 | -219.62℃ |
| 沸点 | -188.12℃ |
| 密度 | 1.70g/l |
| 比重 | |
| 硬度 | モース硬度 |
| 色、形状 | 淡い黄色 |
| 20℃、1atmでの状態 | 気体 |
| 線膨張率 (α/10-6K-1) |
100K: 293K(20℃): 500K: 800K: |
| 700℃ | |
|---|---|
| 300℃ | |
| 100℃ | |
| 0℃ | |
| −195℃ |
| 700℃ | |
|---|---|
| 300℃ | |
| 100℃ | |
| 0℃ | |
| -100℃ |
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