型寸とは

2020年3月15日更新

型寸は「かたすん」と読みますが、意味としては金型寸法のことやその金型を使って製品製造した際に、その製品寸法のこと等、使う業界・会社によって多分に意味が違う社内用語、現場用語の一種といえます。

寸法測定による検査のことを、現場用語で寸検(すんけん)といったりしますが、それに類する用語です。

金型は完成した後に、実際にその金型で製品を作ってみて、出来上がった製品を数個程度寸法の測定を行い、その測定値が合格していてはじめて寸法検査でOKとなります。

製品によっては、寸法(サイズ)だけでなく、求められる種々の特性、耐久性なども測定して、ようやく合格となるため、図面通りのもの、スペック通りのものができることが確認されてからでないと、まず金型としての品質がよいということになりません。

その金型で実際にスペックの通りのものが作ることができると検査で証明されたのち、今度は、その金型を量産工場で実際に生産してみて、さらに問題がないかを確認します。本工程トライやハイボリュームトライ等とも言われますが、本工程というのは量産で生産する工程と同じ工程という意味です。

量産品として一定の品質の製品を作り続けるにはこのように種々の関門をクリアした金型と工程を経て、正しい手順通りに生産する必要があります。

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