ASSYとSUB ASSYの意味と違い

2021年4月5日更新

ASSYとはアッシーあるいはアッセンブリーと読み、一言でいってしまえば「組み立てのこと」を意味しています。

製造業ではさまざまな加工工程が存在しますが、部品ごとに仕上がってきたものを最後に組み立てて完成品にするような場合、その組み立て工程のことをASSY工程と呼んだりします。

ではSUB ASSY(サブASSY)とASSYの違いはどこにあるのか、という問題が出てきます。これは業界によって用語の意味の違いや使い分けに差がありますので注意を要しますが、一般に、製品としての最終形態にする組み立てをASSYとした場合、その前工程で行うASSYのことはSUB ASSYと呼びます。

例えば、AとBという二つの部品を組み立てると完成品になるという場合、AとBの組み立てはASSY工程です。この中のAという部品は、CとDという部品を組み立てて作っている場合、CとDの組み立て工程は、SUB ASSY工程になります。

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