コンクリートの種類と性質について

2011年8月23日更新

コンクリートの種類は、分類によって複数の分け方があり、同じコンクリートであってもいくつもの分類に当てはまることがあります。JIS規格にもある通り、よく使われる分類の一つには、コンクリートの製造工程によるものがあります。

この分け方を採用すれば、生コン工場から搬送されてきて現場で流し込むだけの状態になっているコンクリートをレディーミクストコンクリート、工事現場・建設現場で練り混ぜてコンクリートにする現場練りコンクリート、あらかじめ必要とされる形状になっているコンクリート製品であるプレキャストコンクリート、となります。

またコンクリートの結合材による分類であれば、セメントペースを用いて硬化させる最も一般的なセメントコンクリート、アスファルトを結合材に用いたアスファルトコンクリート、樹脂材料であるポリマー等を用いたレジンコンクリート、となります。

結合材ではなく、骨材のほうで分類すると、川砂利コンクリート、砕石コンクリート、軽量コンクリート、重量コンクリート等が挙げられます。

加工する際には、水和反応によるガラス結晶、砂利などの石材、セメント、これらを同時に加工することになります。コンクリートの打設後の加工のほとんどは、切断や穿孔、研削、研磨でダイヤモンド工具が使われます。加工現場では水が使えないこともあり、乾式による加工が比較的多いのも特徴と言えます。

コンクリートの種類と特徴

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