溶体化処理とは

2013年1月13日更新

固溶体化処理、もしくは単に「焼入れ」ともいいます。金属、特に部材に使う合金は様々な元素で構成されています。こうした固体の状態にある合金の金属組織を加熱することで、固溶させてから、常温にまで急速に冷却することで、高温において発現していた金属組織を常温のときでも維持する熱処理技術です。金属は組織の状態によって硬さや強度が異なるという性質を持ちます。この技術はその性質を利用して、加熱と冷却によって任意の金属組織を作り出してそのままの状態に維持するためのものです。

スポンサーリンク

>このページ「溶体化処理とは」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけでなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集