ブリネル硬さ(単位:HB)

2010年6月26日更新

押し込み方式の硬さ試験方法の一つで、スウェーデンの学者ブリネルによって考案されました。鋼球や超硬球の圧子を使って、試験対象にくぼみをつけたときの荷重を、荷重をはずした後に残っている永久くぼみの表面積で割った値で表記されます。ブリネル硬さを表記する際には、使った圧子の直径と荷重を記載することが一般的です。例えば5mm球で1500kgfの圧力を加えて測定した場合、「ブリネル硬さの値HB(5/1500)と表記します。 なお、使った圧子の種類が鉄・鋼・超硬合金の場合、それぞれについて詳しくHB・HBS・HBWと表記する場合もあります。

  • ロックウェル硬さ(HRC)=0.1×ブリネル硬さ(HB)-3
  • ロックウェル硬さ(HRC)=15-ショア硬さ(HS)
  • ビッカース硬さ(単位:HV)≒ブリネル硬さ(単位:HB)
  • ショア硬さ(単位:HS)=0.1×ブリネル硬さ(単位:HB)+12

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