韓国の祝日カレンダー|2022年韓国の祝日一覧

2022年1月5日更新

2022年の韓国の祝日はカレンダー上18日間となり、ここから土日を除外すると正味12日間となります。元々は振替休日は秋夕(中秋節)、旧正月、こどもの日に限定的にみられる変則的な制度でしたが、2021年からはこれらに加えて「三・一節」(3月1日)、「光復節」(8月15日)、「開天節」(10月3日)、ハングルの日(10月9日)も対象となり、これらの祝日が土日に重なった場合、次の月曜の平日を振替休日とする法案が可決されました。ただしこれは従業員5人未満の事業所には適用されないという例外条項があります。振替休日制度の対象祝日を増やしてはいるものの、連休は少ない部類の国といえます。

韓国の祝日事情

独立や解放、戦争にちなんだ歴史的な祝日、新年やお盆といった風習による祝日があり、また宗教的なものとしては人口の3割近くがキリスト教徒、1.5割強が仏教徒であるため、クリスマスや釈迦誕生日が正式な祝日に指定されています。祖先崇拝や法事にも熱心なことで知られ、祝日もそれを反映したものとなっています。ただし、特定の宗教に肩入れしすぎないためか、他のキリスト教国家で祝日としている聖金曜日やイースターは祝日にしておらず、仏教行事にしても釈迦の生誕のみという具合で、特段宗教色の強い祝日構成というわけではない点にも特徴があります。

変わったところでは、ハングルの日という朝鮮語の表音文字であるハングルの元となった訓民正音の誕生を記念する日が祝日となっています。言語の公布や成立を記念日としている国は言語の成立過程が明確になっていなかったり、歴史的に見ると現在の国の範囲でおさまるものばかりでもない為、珍しい祝日といえます。

冒頭で述べた通り、長期連休が少なく、ソルラルとチュソクにしても隣国中国ほどの期間休みにはならないという特徴があります(公には、それぞれ3日間の連休。振替休日を加味しても通常は最大で4連休が最長)。これはビジネスの面、特に貿易面では有利な面もあります。

韓国のプサン港(釜山港)は、コンテナ取扱量世界第5位ともいわれる巨大なハブ港になっています。インドや欧州方面からの航路を持つ船がここでトランシップのために立ち寄ることも多く、日本にはへの航路は釜山を一旦経由するものも数多くあります。

ソルラルとチュソク

韓国にはソルラルとチュソクという二大連休があります。

ソルラルは旧正月で、中国の春節に相当する旧暦での新年を祝う連休となります。時憲暦を使用しているため、中国の春節と時期が一致しますが、こちらはそこまで長期の連休にはしません。旧暦1月1日とその前後1日ずつの合計3日間が公の祝日となります。毎年帰省ラッシュにより交通機関が大混雑することで知られます。伝統行事や伝統的な料理を食べ、親族で祝う記念日です。略してソルやクジョンとも呼ばれます。

ソルラルという言葉自体は元旦という意味合いですが、西暦の1月1日の元日は新正と呼んで区別されています。この日は1日だけ祝日であるものの、こちらよりもソルラルのほうが重視される傾向があります。

チュソクは時憲暦(旧暦)の8月15日祝うお盆のことで、秋夕と表記します。秋夕の当日を含めて前後3日間が祝日となります。祖先祭祀や民俗行事を行う習わしがあり、韓国の祝日では最も重要なものとも言われます。中国の中秋節に近い記念日といえます。

いずれも官公庁などの公的機関から会社のほとんどが連休となり、休業します。工場など稼働を一斉停止したほうが効率の良い業種の場合、前後に連休を付けることがあります。

韓国における有給休暇

週休2日制がベースとなるため、土日は原則休みになります。1日8時間×5日の週40時間労働となります。これは段階的に外資企業等に合わせる形で法改正されてきており、週当たりの労働時間は1988年48時間、1989年に46時間、1991年に44時間、2003年に40時間と変遷しています。

他国と同様、年次有給制度があり、1年以上の継続勤務者で8割以上出勤している場合、年間で一律15日間付与されます。3年以上勤務していると初年度後は2年ごと+1日加算され、最大25日までになります。つまり、1年以上3年未満は15日の付与ですが、3年以上5年未満は16日付与という具合に2年ごとに加算されていきます。1年未満の勤務者でも1か月あたり1日の有給休暇は付与されます。

2018年からは週52時間勤務制が施行されており、残業含めた労働時間の上限が従来の68時間から52時間に制限されています。52時間×4週=208時間が月間の労働時間の上限となります。残業時間のみに換算すると12時間×4週=48時間が上限ということになります。もともとの週68時間だと、28時間×4週=112時間というかなりの長時間残業が法で認められている国ではありました。昨今はワークライフバランスの時流の中で週4日勤務制(週休3日)の議論も高まっています。なお、週40時間をオーバーする場合の残業代は、50%割増賃金となります。

ただし有給取得率に低さは世界的に見るとかなり低い部類で、ワーストの座を日本と争うほどです。事実上の定年が早く、競争や労働環境の厳しさが取り沙汰されることも多いといえます。

韓国の2022年祝日カレンダー

2022年の韓国の祝日カレンダーとなります。振替休日にも赤丸をつけています。すべての国民の祝日に振替休日が設定されるわけではありませんが、連休を構成しやすいよう法改正を重ねている傾向があります。

なお、3月9日の大統領選はカレンダーには印をつけていませんが、休みとなっている業種や組織が多いため注意を要します。

2022年のソルラルは1月31日から2月2日となり、チュソクは9月9日から9月12日となります。

韓国の2022年祝日カレンダー

韓国の2022年祝日の数と一覧

下表が韓国の国民の祝日一覧表となります。移動祝日によるものは原則旧暦(時憲暦)によって毎年日付が変わります。また選挙によるものは該当年のみの祝日となります。

韓国の2022年祝日一覧
祝日 現地の英語名称 日本語 特記事項
1月1日 New Year's Day 新年 振替休日対象外。新正(シンジョン)と呼ばれ、初日の出を見る習慣があるが正月ではない。
1月31から2月2日 Seollal(Lunar New Year's Day) ソルラル(旧正月) 移動祝日。韓国における旧正月で、こちらが正月になる。
3月1日 Independence Movement Day 三一節(独立運動記念日) 1919年(大正8年)3月1日に日本統治時代の朝鮮で発生した大日本帝国からの独立運動。
3月9日 Election day 第20代大統領選挙(任期5年) 臨時祝日として指定され、官公庁や企業のほとんどは休業
5月5日 Children's Day こどもの日 日本と同じ日となる。
5月8日 Buddha's Birthday 釈迦誕生日 移動祝日。振替休日対象外。灌仏会ともいう。日本の花祭りに相当。
6月1日 National local Election Day 全国同時地方選挙日 自治団体の長、地方議会議員(任期4年)の選挙
6月6日 Memorial Day 戦没者慰霊日(顕忠日) ヒョンチュンイル。殉国者と戦没将兵を追悼する記念日。名称は李舜臣とその子孫を祀った顕忠祠に由来。日付の6月6日は、朝鮮戦争が勃発した月であることと、二十四節気の芒種に由来するとされる。
8月15日 Liberation Day 光復節(解放記念日) 日本統治からの解放を祝う記念日
9月9日から11日 Chuseok(Korea Thanksgiving Day) 秋夕(お盆) 韓国のお盆であるチュソク。
9月12日 Substitution(Chuseok(Korea Thanksgiving Day)) 秋夕の振替休日 振替休日対象の祝日のため。
10月3日 National Foundation Day 開天節(建国記念日) 伝説上の古朝鮮の王である檀君説話に基づく
10月9日 Hangeul Day ハングルの日 1446年に世宗大王がハングルを発明し公布したことを記念する祝日
10月10日 Substitution(Hangeul Day) ハングルの日の振替休日 2021年より振替休日の対象。
12月25日 Christmas Day クリスマス 振替休日対象外。聖誕節ともいう。

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