専門学校卒の学位を英語で言うと

2024年5月13日更新

専門学校卒の学位は専門士となり、英語でいうとDiplomaとなります。後述する通り、Diploma in〜の形で分野もセットで記載します。一昔前は、technical associateの学位表記が使われていました。ただし、専門士を取得できる専門学校には要件が決められており、どの専門学校でも専門士となるわけではありません。

専門学校は正式には、専修学校といいます。入学要件によって3種類のものがあり、さらにその中にも認可校と無認可校に分かれます。3種類は入学要件が決まっており、高卒者が受験できる「専門課程」、中卒者が受験できる「高等課程」、受験制限なしの「一般課程」となり、専門士の学位がとれるのはこのうち専門課程となります。

さらに細かく言えば、以下の3要件を満たす専門課程である必要があります。

  • 修業年限が2年以上
  • 総授業時数が1,700 単位時間(62 単位)以上
  • 試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること

この専門課程は、専門士のほか、高度専門士の学位を取得することもできます。英語ではAdvanced diplomaとなります。要件はさらに厳しくなりますが、以下の要件を満たす専門課程をもつ専門学校であれば取得可能ということになります。

  • 修業年限が4年以上
  • 総授業時数が3,400 単位時間(124 単位)以上
  • 体系的に教育課程が編成されていること
  • 試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること

ただ国によっては専門学校の卒業によって学位は得られないと考えている場合もあり、この場合は表記が難しいところです。専門士や高度専門士は日本の文部科学省では正式に認められた学位です。

職業資格や専門証明書を取得することが前提となっている分野の場合、専門士のほか、それら職業資格(国家資格、業界資格問わず)を取得しているのであれば、あわせて記載すべきです。

なお、専門学校や専修学校のことはSpecialized Training Collegeといいます。他にも、technical college(大学でカバーできない専門に特化した学校を強調したい)やvocational school(職業訓練校に近いニュアンス)という言い方もあり、学校の特徴によって使い分けてもよいでしょう。したがって専門学校卒のことはgraduate of Specialized Training Collegeとなります。履歴書や諸外国への申請書にはこの部分は無条件で記載できます。例えばIT系のABC専門学校卒業であれば、ABC specialized Training College(Information technology)のようにカッコ付で専門分野が分かるように記載するとよいでしょう。

専門学校卒・専修学校卒の学位については、下表のように分野を必ず記載します。

専門卒の学位の表記例
英語 日本語
Diploma in Technology 工学
Diploma in Information science 情報科学
Diploma in Information technology IT
Diploma in Computer science コンピュータサイエンス
Diploma in Culinary Arts 調理
Diploma in Tourism 観光
Diploma in Visual arts 映像
Diploma in Foreign language 外国語
Diploma in Nutrition 栄養
Diploma in Welfare 福祉
Diploma in Business ビジネス
Diploma in Fashion 服飾、ファッション
Diploma in Home Economics 家政
Diploma in Medical care 医療
Diploma in Nursing care 介護
Diploma in Childcare 保育
Diploma in Agriculture 農業
Diploma in Animation アニメ

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