砥石の保管方法について

2012年11月05日更新

砥石を使い終わったら、よく洗い流し、風通しの良い場所に保管します。研削砥石やダイヤモンドホイールのような工業用の砥石を保管するために、砥石ラックや砥石棚と呼ばれるようなものも製品化されており、なければ自作してもよいかもしれません。

使い終わったら、とにかく切り屑を付着させておかないことが大切です。これは次に使うときにワークへの傷の原因となりますので、これらを取り除いたら、金属粉などが散らばっているような場所や、砂や金属粉などが付着する可能性のある場所にはおかないのが無難です。

ダイヤモンドホイールやホイール型のCBN砥石の場合、保管時には台金の部分に傷が付かないよう気をつける必要があります。こうした超砥粒系の砥石は、精密加工に用いるものがほとんどです。フランジに直接振れる部分に傷が付くと、精度に影響が出てくるため、台金(シャンク)部分が、触れないように保管するのが望ましいです。

無造作に散らかった作業台などに寝かせておくと、金属粉や砂粒などが台金と台の隙間に入り込んだりして傷の原因となります。台金の表面に傷がつくということは、ミクロレベルで見るとその傷穴の部分の周囲は盛り上がっていることになり、厳密な意味での精度が保てなくなります。

スポンサーリンク

>「砥石の保管方法について」についての先頭へ

砥石Q&A一覧へ戻る

「砥石の保管方法について」についての関連記事とリンク

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集