SM490C(溶接構造用圧延鋼材)の用途、機械的性質、成分の一覧
溶接に向いた鋼材のうちSM490Cは使用温度が−10℃〜−20℃のものになります。低温じん性に優れるため、この温度帯での利用のほか、高温域では350℃付近まで耐えられます。
| 材料記号 | 厚さ | C | Si | Mn | P | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SM490C | 100mm以下 | 0.18以下 | 0.55以下 | 1.65以下 | 0.035以下 | 0.035以下 |
| 機械的性質 | 材料記号 | |||
|---|---|---|---|---|
| 降伏点または耐力(N/mm2) | 鋼材の厚さ(mm) | 16以下 | 325以上 | SM490C |
| 16を超え40以下 | 315以上 | |||
| 40を超え75以下 | 295以上 | |||
| 75を超え100以下 | 295以上 | |||
| 100を超え160以下 | - | |||
| 160を超え200以下 | - | |||
| 引張強さ(N/mm2) | 鋼材の厚さ(mm) | 100以下 | 490〜610 | |
| 100を超え200以下 | 490〜610 | |||
| 伸び(%) | 鋼材の厚さ(mm) | 5以下 | 試験片5号22以上 | |
| 5を超え16以下 | 試験片1A号17以上 | |||
| 16を超え50以下 | 試験片1A号21以上 | |||
| 40を超えるもの | 試験片4号23以上 | |||
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