SCM430(クロモリ鋼)の成分と機械的性質(引張強さ、降伏点、伸び、絞り、硬度)

2010年10月16日更新

SCM430はクロムモリブデン鋼の強靭鋼としては比較的軟らかく、降伏点も低めの材料になります。焼入れで油冷後、焼戻しでは急冷します。ほとんどは生の状態では使われず、何らかの熱処理を施しますが、その有無でも性質はかなり変わります。

SCM430の成分(単位:%)
材料記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo
SCM430 0.28
〜0.33
0.15
〜0.35
0.60
〜0.90
0.030以下 0.030以下 0.25以下 0.90
〜1.20
0.15
〜0.30
SCM430の熱処理温度、機械的性質、硬度(参考値)
種類 熱処理温度
(℃)
引張試験
(4号試験片)
衝撃試験
(Uノッチ試験片)
硬度
(HBW)
焼入れ 焼戻し 降伏点
N/mm2
引張強さ
N/mm2
伸び
%
絞り
%
衝撃値
(シャルピー)
J/cm2
SCM430 830から880油冷 530〜630
急冷
685以上 830以上 18以上 55以上 108以上 241〜302

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