SCM420(クロモリ鋼)の成分と機械的性質(引張強さ、降伏点、伸び、絞り、硬度)

2010年10月16日更新

SCM420はクロムモリブデン鋼のうち、炭素含有量が0.18〜0.23のもので、引張強さはおおむね930以上の鋼です。添加されているMoの量は0.15〜0.25で415、418、421と同じ範囲です。焼戻しに対する抵抗が大きく、軟化しにくい強靭な材料です。主に「はだ焼鋼」として使われます。以下はSCM420の一般的な成分と機械的性質の参考値です。

SCM420の成分(単位:%)
材料記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo
SCM420 0.18
〜0.23
0.15
〜0.35
0.60
〜0.90
0.030以下 0.030以下 0.25以下 0.90
〜1.20
0.15
〜0.25
SCM420の熱処理温度、機械的性質、硬度(参考値)
種類 熱処理温度
(℃)
引張試験
(4号試験片)
衝撃試験
(Uノッチ試験片)
硬度
(HBW)
焼入れ 焼戻し 降伏点
N/mm2
引張強さ
N/mm2
伸び
%
絞り
%
衝撃値
(シャルピー)
J/cm2
SCM420 1次850から900油冷
2次800から850油冷または925保持後850から900油冷
150〜200
空冷
- 930以上 14以上 40以上 59以上 262〜352

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