A5652(アルミニウム)の成分、特性、機械的性質、強度、耐力について

2021年7月11日更新

A5652は5052の不純物元素を制限し、過酸化水素の分解を抑えたアルミ合金です。他の特性については5052と同じ程度です。過酸化水素容器などとして使われる合金材料です。SiとFeの合算値の許容成分は0.40以下となっています。

A5652の成分

5000番台の番号が付いているアルミ合金は、マグネシウムを主要添加物質としたAl-Mg系の合金です。

A5652(アルミニウム)の成分
合金番号 Si Fe Cu Mn Mg Cr Zn Ga, V, Ni, B, Zr等 Ti その他 Al
個々 合計
A5652 SiとFeの合計: 0.40以下 0.04以下 0.01以下 2.2から2.8 0.15から0.35 0.10以下 - - 0.05以下 0.15以下 残部

A5652の機械的性質(耐力、引張強さ、伸び、曲げ)

A5652の形状記号

JIS規格ではA5652の形状は、下表の通り板、条、円板の1種類についての規定があります。

A5652の形状記号の一覧
形状記号 意味 英語
A5652P 板、条、円板 Plate

スポンサーリンク

>このページ「A5652(アルミニウム)の成分、特性、機械的性質、強度、耐力について」の先頭へ

加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
アルミ合金の一覧へ戻る
アルミ合金−5000系の一覧へ戻る

A5652についての関連記事とリンク

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集