超合金とは

2013年3月13日更新

鉄(Fe)の成分が50%を切る鉄鋼材料で、耐熱性や耐食性などの性能を高めるために合金元素が多く添加されている合金のことを、超合金と呼びます。

「超合金」と聞くと、とにかく非常に硬いイメージがありますが、基本的には鉄鋼に比べて耐熱性や耐食性を高めたタイプの合金です。

特に実用上の超合金は、何を強めたタイプのものなのかが重要となります。他の材料と同じように、金属材料についてもすべての特性に万能というものは存在しないことから、何を高める代わり、何を低くするのかという点も考慮する必要があります。

硬さを追求すれば、耐衝撃性や靱性は弱くなっていき、逆もまた然りです。

金属が多様な性質持ち様々な分野で利用が進んでいるのは、こうしたバランスを用途に応じて使い分けることがしやすい材料だからともいえます。

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