ipad等のタブレットのHSコード

2023年11月12日更新

ipadをはじめとするタブレット端末は、貿易上の一般名称のうえではタブレットコンピュータ等とも呼ばれています。このHSコードは、8471.30が使われることが一般的です。日本国内に輸入する場合、関税はかかりませんので無税です(ただし消費税はかかります)。

8471項の分類は、自動データ処理機械及びこれを構成するユニット並びに磁気式又は光学式の読取機、データをデータ媒体に符号化して転記する機械及び符号化したデータを処理する機械(他の項に該当するものを除く。)となっていますが、このうち、8471.30は携帯用の自動処理機械という指定があり、重量が10キロ以下、CPUやキーボード、ディスプレイからなるもの、と定義されています。

正確を期すため、一般にはわかりにくい表現ですが、要は8471項はパソコンが分類される項番です。このなかに携帯用のパソコンの一種として、タブレットに該当するHSコードがある、ということになります。それが8471.30です。

ipadをはじめ、タブレットには附属のキーボードを付けない限り、単品ではキーボード自体がありませんが、画面のタッチパネルからキーボード同等の機能を持ちます。HSコードの定義にはキーボードからなる、とありますが実際には物理的にキーボードがあるか否かを問わず、タブレット単品に対してこの分類がなされています。

また、自動データ処理機能が主たる機能であり、携帯用のものであることからこの分類が採用されています。タブレットを電話として使っている方もいると思いますが、これは主たる機能が自動データ処理機能であるため、電話のHSコードには分類されません。

84類は分類されている製品の幅が広く、一般名称での品名記載されていないものもありますので、初見では見つけ辛いHSコードかもしれません。タブレットが一体何なのかということを整理して考えてみると、分類の時のヒントになります。

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